
白山への玄関口のひとつ、別当出合登山口へ向かう白山公園線は
冬期は積雪のため約5ヶ月もの長い間閉鎖されています。
その閉鎖区間内にこの水芭蕉の群生地はあるために
毎年、その年の積雪状況で変わるゲート開通のタイミングと
花の見頃のタイミングがうまく合うかは、結構大きなポイントのよう。

一万株の水芭蕉が咲く沼地をぐるりと囲むようにある遊歩道を
ベンと一緒にのんびり散策。
相変わらず、休日だというのに誰もいなくて貸し切り状態。
良いんだか悪いんだか、、、でもやっぱり田舎ってステキ(笑)

当然、湿地帯に足を踏み込むことは禁止されているのだけれど
設置されている木道も、小さな沢にかかる木橋も、質素というか半分朽ちていて
普通に歩いていても、あっという間にベンの足はヌッタヌタ。
踏んづけてしまいそうなほど足下近くに咲く水芭蕉は
まさに自生という感じで、手入れの行き届いた公園よりも
わたし的にはある意味良い感じなのでした。

水芭蕉の群生地は、規模こそ違えど割とあっちにもこっちにもたくさんあって
そう珍しいものでもないのだけれど
良い時期に出会えると、やはりうれしいものです。

今日は雲がかかっていて姿を隠していた白山も
もう半月もして登山口までの道が全線開通すれば
また賑やかな山になることでしょう。
今年は去年よりもう少し早い時期に、テントを持って出かけようと計画しています。
スポンサーサイト
- 2008/04/29(火) 00:26:38|
- 田舎の風景
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2