DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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バリデツルギ 北方稜線編

140914_top.jpg
池ノ谷乗越より攀じり中




アプローチ編はこちら




しっかり睡眠を取って、昨日の疲れは取れているはず。
心配だった膝の調子も、とくに問題ないようだ。
朝から天気も最高で、これから歩く山々が輝いている。
上滑ってる気持ちをなんとか落ち着けて、さぁ、出発です。


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出発すると間もなく、見えてきたのは小窓雪渓。
早朝はまだ雪面は硬く、斜度もそこそこあるのでアイゼンを付ける。
真っ青な空に向かって、コツコツと歩を進めるだけ。





140914_3.jpg

小窓雪渓を登り切りアイゼンを外し、再び歩き始めて振り返ると
照りつける太陽の下に見える双耳峰・鹿島槍。
あそこを歩いたのは一年前。
あのとき見ていた景色の中に、今わたしはいるんだな。





140914_4.jpg

140914_5.jpg

事前情報通り、二つ目のルンゼに雪があり、ふたたびアイゼンを付けて
ピッケルを持つ。ほんのちょっとの距離だけど、万が一滑ったら一大事。
先に渡った相方に、ロープを出してもらって危なげなく無事通過。


でもこのあと痛恨のルートミス。
バリエーションルートといえど、それなりに然るべきルートはあるわけで
そこを外れればやはり、危険度はかなりUPします。
必死に攀じ登った結構な傾斜の浮石だらけのザレザレルンゼを、
ルート修正のために再び下る恐ろしさよ。
高度感バリバリのヘツリなんかより、わたしは全ルート通してこのときが一番ビビったわ。
一時間以上のタイムロスの上、体力・精神ともにダメージ大orz





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なんとか軌道修正しホッとしたのもつかの間、目の前に立ちはだかった壁に唖然。
あれがあの池ノ谷ガリーか!
あんなとこ、ほんとに登れるの!?





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まずは、これまたザレザレを急降下。もう、どこもかしこもザレザレ。
振り返ってパチリ。あれが所謂「発射台」。





140914_8.jpg

まさにガリガリのガリー。
でも、上から見たほど急登でもなく、ラクも起こすことなく意外と順調に登れました。
このあたりで、逆ルートの方々何組かとすれ違いました。
ここを下るのも嫌だなー。





140914_9.jpg

左の壁から、何組かのクライマーたちが降りてきて、池ノ谷乗越が
俄かに活気づきました。
女子を引き連れたパーティが、ロープで連なり登って行くのを見届けて
まず相方が続きます。





140914_1.jpg

ホールドが豊富で、意外と登りやすかった。
こういう登りは結構好き。やっぱりもう少しクライミング頑張ろうかな(苦笑)





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八ツ峰の頭、チンネ、小窓の王。
池ノ谷の頭まで登り切ると、素晴らしい景色が広がっていました。
よーーく目を凝らすと、人がいっぱい張り付いているのが見えます。
クライマーたちの緊迫感あるコールが、風に乗って聞こえてきます。





140914_11.jpg

うっひゃー! めっちゃ気持ちよさそう。
よし、決めた。
次はアソコを目指します。(←え?)





140914_12.jpg

ここから先はしばらく、長次郎の頭をへつるようにトラバース。
踏み跡はあるにはあるのですが、そのどれを選んで進むかが難しいところ。

前を行くさきほどの女子連れパーティの、少々心許無い歩きを見た相方の額に、
まる子ちゃんばりの縦スジが・・・w
「気合い!気合い!」
相方が自分に言い聞かせるように小さな声でつぶやきました。

ちなみに今、彼女たちがどういう状況かと言うと・・・






140914_13.jpg

こんな。(ズーム)
右から二番目の人の手元には、残置スリングがぶら下がっていて
そこを掴めば、まぁ問題なく通過出来ます。
彼女たちはロープで繋がってますが、我らはすべてフリーで通過しました。
ザレザレの下りはチビるけど、こういうのはなぜか平気なわたしです(爆)

最後の難関、懸垂下降ポイントは、相方が巻道を見つけて巻きました。
家の階段や河原の土手にロープを掛けて、下降訓練してたのは、
実はこのときのためだったのに、実践出来ずにちょっと残念。
相方には言えなかったけど、実は密かにやってみたかった(笑)






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さぁあとは、踏み跡明瞭な岩をよじ登るだけ。
振り返ると、今歩いて来た山々が。




着いた・・・\(^o^)/


140914_15.jpg

140914_16.jpg

気付けばあたりはガスで真っ白で何も見えず。
初めて登ったときも真っ白だったっけ・・・
でも今日は、ここに無事たどり着いたということだけで満足で、何の未練もなし。
写真を撮ったら長居無用。即下山に取り掛かります。





140914_17.jpg

剱岳頂上は、人でごった返しておりました。





下山編につづく。


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  1. 2014/09/18(木) 12:44:51|
  2. お山
  3. | コメント:4
<<バリデツルギ 下山編 | ホーム | バリデツルギ アプローチ編>>

コメント

Oh!
フロントのP ごっつ女前じゃないですか
それで それで
  1. 2014/09/18(木) 19:51:38 |
  2. URL |
  3. SKYDOG #-
  4. [ 編集]

脳内エンドルフィン的ネジの欠如症候群ですな☆
どこまで男前路線でブレイクスルーするするのでつかw
いやはや・・・あっぱれ&羨ましす・・・
  1. 2014/09/18(木) 22:42:54 |
  2. URL |
  3. katsu♨ #MMIYU.WA
  4. [ 編集]

>SKYDOGさん

女前に見えるのは、写真マジックです。
ようやく書き終わりました・・・
結局、なんやかんや長くなってしまいましたw
  1. 2014/09/20(土) 00:25:01 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

> katsu♨さん

アテクシの場合、エンドルフィンいらずのネジ欠如症候群だす☆

> どこまで男前路線でブレイクスルー

新たな目標を見つけてしまったので、まだまだ行きまっせ!
katsu兄やんも、灰になってる場合やおまへんで。
  1. 2014/09/20(土) 00:30:11 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

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