DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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小屋においでよ!

140713_top.jpg
中村好文展 小屋においでよ!   金沢21世紀美術館






またもや悪天候により山行が中止となった先週。
相方が、モンベルショップで買いたいものがあるというので
前週に引き続き、またまた金沢方面へドライブ。
とはいへ、わたしはとくにお買い物の用事はなかったので
どこかで降ろしてもらって、別行動することに。

いやほんとはね、、、
美術館見学も兼ねて、館内のカフェでお茶でもしちゃおうかしら♪
とか企んでいたんですよ。で、降りたそこは「金沢21世紀美術館」。
ところが、あ、、、あれ、、、?

行きたかった辻口シェフのカフェは、
「石川県立美術館」なのだったー! またやってもーたorz

ま、と言っても、21世紀美術館から県立美術館なら歩いてもそう距離は
ないので、お散歩がてら移動すればいいだけの話なのですが
ふと見ると、ちょっと興味をそそられるイベントがあったので
移動の前に、せっかくだからちょっと覗いてみようと館内へ入りました。



140713_1.jpg

建築家・中村好文さんのイベント「小屋においでよ!」。
小屋の写真を見ただけで、小屋好きには堪らない空気感が伝わりました。
インスタレーションルームでは、中村さんが影響を受けた世界各地の小屋や、
実際のスケッチ、図面、今までの作品の写真などを展示。

そしてもうひとつ、光庭と呼ばれる屋外中庭スペースには
「Hanem Hut」と呼ばれる一人暮らし用の小屋が作られていました。
この小屋、中を見学することができるのですが
土日のみ、完全予約制で一回に5名まで。見学制限時間20分。
わたしは一人だったので、待ち時間もあまりなく滑り込めましたが
名簿を見ると、タイミングによってはかなり競争率が高そうでした。





140713_3.jpg

小屋のコンセプトは、
エネルギーを自給自足し、自身の実験をもとに究極のサイズにまで切り詰めた小屋。
風力と太陽光で発電し、雨水を利用する環境的な住居のモデルにもなっているとのこと。
屋根には風車とソーラーパネル。
乗っている樽は高架水槽の役割。地下で貯めた雨水を、人力のポンプで組み上げ
水圧で下ろして生活用水にするためのものだそう。





140713_2.jpg

写真に写りこんでいる人々との対比でもわかるように、外から見るととても小さな
小屋なのですが、実際に中に入ってみると意外と広く感じるんです。
開口や、オープンデッキによる視覚的効果が影響しているんでしょうね。





140713_4.jpg

暖はもちろん、クッキングストーブ。
このストーブも中村さんがデザインされたオリジナルだそう。
奥に見えるのがキッチン。




140713_6.jpg

コンロの熱源は炭。七輪がはめ込まれています。




140713_7.jpg

昔ながらの氷で冷やす冷蔵庫。




140713_8.jpg

引き出しの中には、シンプルだけど、センスの光る食器たち。
中村さんは、木工家具製作も学ばれていたそうで、
この小屋に作り付けられた家具類は、ご自身での製作のようです。




140713_5.jpg

そしてそして、やっぱり気になるバス・トイレ!(笑)
シャワーは8Lのビニールバッグ。トイレはバイオ式。


週末を過ごす別宅、、、という感覚ならステキだわ~~
まぁこんな不便な家(爆)、実際暮らすのは無理ですから。






---
このイベント、昨年は東京で開催されていたそうです。
会場となったギャラリー「TOTOギャラリー・間」のイベントページ
この小屋の様子がステキに紹介されています。
中村さんご自身による展示会ガイドや、小屋が出来るまでの画像も必見。


これから金沢の会場に出かけようと思っている方は、お楽しみとして
逆に、見ないほうがいいかしら?(笑)
中村さんはいらっしゃいませんが(たまに顔を出されることもあるようですが)
解説員の方が常駐していて案内をして下さいます。
小屋好きの方、いかがでしょうか?



『中村好文 小屋においでよ!』
2014年4月26日(土)~8月31日(日)
会場:石川県 金沢21世紀美術館 長期インスタレーションルーム、光庭
時間:10:00~18:00(金・土曜は20:00まで)
休館日:月曜(休日の場合はその直後の平日、ただし8月11日は開場)
料金:無料

「Hanem Hut」内部公開
光庭に展示する「Hanem Hut」の内部を限定公開します。(予約制)
公開日時:毎週土日 14:00〜18:00
予約方法:当日13:00より、「Hanem Hut」のある光庭にて予約を受け付け
---





そんなこんなでイベントを満喫していたら、思いがけず時間をとってしまいました。
さて県立美術館に移動する時間はあるかしら・・・?
と思った矢先に相方から連絡が入り
ピックアップの時間が来てしまったようです。

金沢はこうした美術館や博物館が、狭い範囲にひしめき合っているんですよね。
たまにはこうして、美術館などに足を運んでみるのもいいものです。




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  1. 2014/07/19(土) 16:23:26|
  2. お出かけ
  3. | コメント:6
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コメント

ほほう、奇遇ですな。天気は悪いし暑いし、僕も今日美術館行ってきたところです笑。
へぇ〜「小屋においでよ!」ですか。なかなかセンセーショナルなネーミングですな。興味ありありです。

今度実家帰りがてら、お天気に恵まれなければ行ってみます!
  1. 2014/07/19(土) 20:53:37 |
  2. URL |
  3. ryo #PQqEdqgI
  4. [ 編集]

Wood job!!!
&
Very very nice announce!!!

いや 素晴らしい情報ありがとう
夏休みの大事なプラン ひとつ出来ましたよ
雪の科学館とセットで行ってきます

ドイツで一番心打たれたのは
城でも マルクト広場でも ビールでも ソーセージでもなく
農小屋と高圧鉄塔でした

庇がなく 横ではなく縦の板張りの
まさに この写真のスタイルの小屋

高圧鉄塔は 日本では極めてガサツなデザインで醜悪ですが
ヨーロッパでは台風による強風を計算しなくて良い為か
繊細なラインのトラス構造がなんとも優美なんです

緑の丘で こんな小屋と鉄塔が作り出す光景をイメージしてみてください
デザインの究極を目の当たりにした感じでした

でもって この小屋のコンセプトは 私も全く同意
これで十分でしょ?(笑

 
  1. 2014/07/20(日) 23:27:44 |
  2. URL |
  3. SKYDOG #CfFYT2YE
  4. [ 編集]

>ryoくん

特別展示って、まだ期日があるし・・・とか思っているうちに終わっちゃうのよね。
福井にもたまに、興味のある展示物が来てたりするのだけれど
いつも見逃しちゃってる。
山もいいけど、やっぱりこういう時間も大切にしないとね。
ま、ryoくんはそのへんのバランスが、普段から素晴らしいけどね。

北斎は、小布施にも美術館があるよ。
小布施、町並みも素敵だし栗も美味しいw
あっちの山に足を伸ばすことがあったら、ぜひ寄り道を!
  1. 2014/07/21(月) 08:00:02 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

>SKYDOGさん

ツメの甘いいつものおっちょこちょいのお陰で
思いがけない時間を過ごすことが出来ました。
金沢は街なかがいつも酷い渋滞で、移動にはみな循環バスなんかを
利用するみたいだけれど、それがネックでついつい躊躇してしまってます。
季節の良い頃にでも、一度ゆっくり美術館巡りもいいですよね。

板張りの小屋、いいですよねー。
とくにあばら家風情に、わたしはなんだか惹かれてしまいます。
山の中で朽ちかけた家とか見かけると、この家に手をいれて住んだら
ステキだろうな~とかつい妄想してしまうのすが
まぁ実際は、大変なことばかりでわたしにはきっと無理でしょう(笑)

> これで十分でしょ?(笑

解説員の方(女性でした)も、おっしゃってましたよ。
この小屋は男の浪漫でしょうね、と(笑)
冬に8Lの水でシャワーなんて、女性は無理だもの!
炭火で毎日の料理も大変だし、洗濯はどうするのー?とか(主婦目線w)。
少なくとも、雪国ではやって行けませんね。
え?現実的過ぎかしら?(爆)
  1. 2014/07/21(月) 08:39:23 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

そうそう。東京でもそのイベントがあったんだった!
ボクはいつものごとくすっかりと忘れ、行きそびれてしまいました(-_-;

それからいまボクはまさに、
その中村好文先生がデザインされた幾つかの薪ストーブの設置にてんてこ舞い。
実施設計途中の平屋戸建て住宅に施主が何としても薪ストーブを入れたいってんで、
希望をかなえるべく試行錯誤しております。
東京都心の木造住宅に、薪ストーブを設置するってのが意外と大変なんだわさ。
積載荷重、ストーブの離隔距離、煙突長さ、隣地への影響などなど問題山積み。
まいっちんぐ。ボクもいつかそんな理想的な小屋、設計してみたいな~♪
  1. 2014/07/21(月) 10:55:53 |
  2. URL |
  3. bebe #hWKYz8N2
  4. [ 編集]

>bebeさん

ふふふ、、、中村さん、bebeさんとはきっとどこかしらで繋がってると思ってました。

以前の職場の上司が、田園調布に家を建てたとき遊びに行きました。
たしか、ミスター長島さんちとかの近くで、超高級住宅街。
まぁファッション業界の御夫婦なので、当然こだわりのお宅なわけで
テラコッタの床は床暖房完備で空調バッチリの家なのに、薪ストーブがあって
薪割りには飽きたので、銀座の燃料屋さんから運んでもらってると言ってました。

こちら田舎は、未だに薪ストーブ普及率は相当高いと思われます。
ホームセンターで普通に売ってるし、
薪を積んでる家が、そこかしこにありますから。
ここ数年、若い方が建てる新しいおウチはオール電化が主流だったようですが
震災後、そのへんの意識変化があったのかなかったのか。
不便でも、薪ストーブにはやっぱり憧れますねー。
うちはせいぜい、ホンマの薪ストーブで気分を味わうくらいしか出来ませんが。
  1. 2014/07/21(月) 23:10:29 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

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