DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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岩手へ 前編

130714_8.jpg
生ウニとイクラたっぷりの「リアス丼」  丸藤 釜石市








この時期は故郷に帰っている職場の親方を訪ねて
海の日の三連休は、遥々東北岩手へ相方共々お邪魔してきました。
今の職場に勤め親方と出会ってもうすぐ5年。
毎年この時期になると遊びに行こうと計画を立てるのだけれど
なかなかタイミングが合わず、ようやくついに今回、念願が叶いました。

親方はじめ、同じ職場の岩手チームの完璧なるバックアップを受けて
内容の濃い、とても贅沢な三日間となりました。

金曜の夜8時に福井を発って、一晩高速道路をひた走り(わたしは船漕ぎ係)
途中のPAで仮眠をとりつつ岩手入りしたのは午前7時。
今回居候を決め込むABさん(女子)のお家でちゃっかり朝食を頂いたあと
そこからは、チームの若手・T山さんの運転するワゴン車にみんなで乗りこみ、
あっちへこっちへと2日間みっちりお付き合い頂きました。





---
今回の岩手の旅の大きなテーマはふたつ。
まず一つ目は、、、



東日本大震災の爪痕を、自分の目で確かめ記憶に残すこと。

130714_1.jpg
現在の 陸前高田 高田松原


Takata-matsubara.jpg
震災被害を受ける前の高田松原(2007年6月3日撮影) wikipediaより


震災が起きたとき、わたしは福井で親方と共に仕事をしていました。
TVやネットで繰り返し流される故郷の悲惨な状況を、遠く離れた福井で
岩手チームのみんなは、いったいどんな気持ちで観ていたことだろう。
家族全員無事の確認が出来たのは、震災から翌々日のこと。
親方は立派な方だから、わたしたちに動揺する素振りなどは一切見せず、
いつも通りに仕事をこなしていたけれど、心中を想うと居たたまれず
この震災は、わたしにとってもある意味とても身近に感じる出来事でも
あったのです。





130714_7.jpg
車窓を流れる被災地の景色


あれから2年。
沿岸の町はだだっ広い空き地の様相でした。
このあたりは住宅地で家がぎっしりと建ち並んでいたとのこと。
以前の姿を知らないわたしたちはピンとこないのだけれど
この土地に暮らしていた方々には信じられない光景なのだろう。
山を切り崩し、その土砂で土地の高さを5Mほどかさ上げしようという
計画だそうで、大きな工事車両がひっきりなしに行き交っていました。





130714_3.jpg
奇跡の一本松


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震災直後の一本松(ヘリコプターより 彦野公太朗カメラマン撮影)


あまりにも有名になってしまった一億五千万円のレプリカ松。
この松の木を整備するにあたっては、ずいぶんと反対の声も上がって
いたようだけれど、シンボルというのはときに人を助ける大きな力も
持っているわけで、語り継ぐためのアイテムのひとつとしては
あってもいいのかもなと、この松を見上げながらわたしは思いました。





130714_5.jpg

130714_6.jpg
被害を受けたままの建物がそこかしこに。


陸前高田から、大船渡を抜け釜石まで。
沿岸の町で暮らしていた、親方の息子さんの家も、ABさんの息子さんの家も
みんなみんな、流されてしまった。
「ここに家があったんだよ」なんて、親方は笑っていたけれど
わたしはもうなんというか、言葉が見つからず、ただ唖然とするばかり。

まだまだ問題は山積のようですが、わたしたちにいったい何が出来るのか。
こうして被災地に出向くなどして、微力ながらも現地の経済活動に貢献する
ことくらいしか思い浮かばない。






130714_9.jpg

海鮮が食べたいと言うわたしのリクエストで、お昼は釜石の和食処「丸藤」さんへ。
こちらのお店も当然津波の被害を受けて、店舗一階部分が損傷、ご自宅は全壊。
それでも今はこうして、被災前と同じ場所で営業を再開されています。
大好きなウニとイクラたっぷりの丼と、昼間っから生ビールを満喫♪
ドライバーのT山さん、ごめんなさい(笑)


店を後にし、釜石の生鮮市場「サン・フィッシュ釜石」でお買い物を楽しんだあと、
帰りは遠野に寄り道して伝承園の南部曲り家を見学。
雨足が強くなってきて、残念だけどカッパ淵見学は諦めました。




---
ABさん宅に送り届けていただいたあとも、親方を引き止めまた一杯。
いつも思います。なんという贅沢なお酒・・・



さぁ、明日は早起きですよ!
後編に続く

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  1. 2013/07/19(金) 21:48:02|
  2. お出かけ
  3. | コメント:6
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コメント

まだまだなんですね~!
私も自分の目で見たいと心底思う。
そして、うに丼食べに行きたい!
  1. 2013/07/23(火) 21:03:41 |
  2. URL |
  3. 矢車草 #MH738lGQ
  4. [ 編集]

>矢車草さん

> まだまだなんですね~!

まだまだなんだと思います。
ぱっと見は、だいぶ落ち着いているようにも見えるのですが
わたしたちにはわからない、大変なことがいっぱいあるようです。
姉さんも、ぜひ出かけて下さい。
そして、いっぱい食べていっぱいお買い物してきて下さい。
  1. 2013/07/25(木) 12:29:07 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

じぇじぇ!!お山かと思いきやいろいろ行って来られていたのですね!
『ABさん』…(笑)


あの時は、親方に何と声を掛けていいか、掛ける言葉が見つからなかったです。今もこんなに色濃く残っているんですね…。
実際目のあたりにしたら、思うこともいろいろあるんだろうな…
  1. 2013/07/27(土) 00:02:56 |
  2. URL |
  3. mio #-
  4. [ 編集]

>mioりん

> 『ABさん』…(笑)

本人が見たら怒るかしら?(笑)

> あの時は、親方に何と声を掛けていいか

そうでしょう?
わたしはほんとに、気の利いた言葉のひとつもかけて差し上げられなくて・・・
皆さんご無事との報告を聞いたときには、ホッとして思わず涙が出ましたよ。

> 実際目のあたりにしたら

他人事にしてはいけないのだと思います。
見て感じて胸に焼き付けて、忘れないでいれば、
これからも少なからず応援することも出来るでしょうし。

わたしはとりあえず、ウニをまた注文しました。えへへ。
  1. 2013/07/27(土) 13:19:29 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

mieさん、お久しぶりです♪
遅コメすみません。

私は岩手に親戚のおばがいて、内陸なので直接的に
被災したわけではありませんでしたが、余震が続く中、
高齢者の一人暮らしが心配で、我が家に空き部屋があったので
ちょっとの間でしたが一緒に暮らしてました。

その後、何度かおばちゃんや彼女の兄弟の家には行きましたが
沿岸部の被災地は昨年秋まで訪れる機会がありませんでした。
私が被災地を目の当たりにした時の衝撃や、言葉にならずに
すっとばしていたことを文章にされていたので、思わず反応してしまいました。

後編の早池峰の記事も、昔々、親戚に案内してもらったことがあったので
懐かしく拝見しました!
中身の濃い東北旅の記事、楽しませていただきました~!
  1. 2013/08/01(木) 17:46:39 |
  2. URL |
  3. きょこ #nEZ6Tck6
  4. [ 編集]

>きょこさん

お久しぶりです~
山もぼちぼち歩かれているようですね!
不帰、懐かしいです。
五竜のテン場、わたしたちは勝ち組(笑)。通路に張ったので。

さて岩手。
親戚がおられましたか・・・
それはさぞ心配な日々だったことでしょう。
被災地に出向いてお手伝いすることも出来ず、ただ手をこまねいているだけでした。
今も何が出来るわけじゃないけれど、こうして忘れずいることも大切なんじゃないかと
自分に言い聞かせています。

岩手、見どころ満載の良いところですね~
早池峰、今回はお天気がイマイチだったので、ぜひまた再訪したいと思っています!
  1. 2013/08/05(月) 12:49:34 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

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