DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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鳩ヶ湯のこと。

hato_top.jpg
賑わう縁側    鳩ヶ湯温泉 2007年7月








去る2013年5月中頃に突然のニュース。
打波川で亡くなった方は、「鳩ヶ湯」のご主人らしいとのこと。
その数日後、鳩ヶ湯のHPトップに、こんなお知らせが。



廃業のお知らせ

この度、若主人が急逝いたしました。
これからの営業継続が困難になりましたので
廃業することとなりました。
永らくのご愛顧まことにありがとうございました。




残念でなりません。
ここは、刈込池へのトレッキングはもちろんのこと
三ノ峰から別山、そして白山へ至る登山のベースであり
渓流釣りを楽しむアングラーの憩いの場。
我が家からは近すぎて、宿泊することはなかったけれど
幾度となく立ち寄って、ベンと一緒に縁側でお蕎麦をいただいたものでした。



hato_3.jpg

このブログでも何度かネタにしています。

2007年7月 秘境のお宿
2009年6月 こちらはしっぽり・・・
2012年5月 小池で過ごす日曜日






hato_1.jpg

冬の間は雪で閉ざされ休業となる鳩ヶ湯が、
雪解けとともに今年の営業を再開したのは4月27日とのこと。

家族で切り盛りされるこの宿。
年老いた先代に代わり、近年は若主人が全てを一手に引き受け
建物の管理から調理から、
何もかもおひとりでこなされていたようです。

宿泊客に出されるお料理は、イワナやアマゴなどの川魚、熊肉など
山奥の秘境ならではのものに加え、手打ち蕎麦や、
ご主人自らが採取する、木の実の食前酒や山菜料理など、
こだわりの手料理が並んでいたようです。






hato_2.jpg

打波川での事故は、そんなご主人が、宿泊客に提供する料理のための
山菜を採りに出かけての事故のようです。

残されたご家族の心中、いかばかりかと思います。
ご家族のご事情はよくわかりませんが、後を継ぐ方がいらっしゃらないとの
ことで、1903(明治36)年以来100年の営業に、幕を閉じることとなったそう。
「日本秘湯を守る会」にも属する、とても趣のあるお宿です。
電波も通じぬ山奥で、この宿の存在がどれほどみんなに安心と癒やしを
もたらしていたことか。
出来ることならわたしが継ぎたいくらいだけれど(苦笑)、当然そんなことは
出来るはずもなく、いつか然るべき適任者が見つかって、また再びあの宿に
火が灯ることを願ってやみません。







hato_4.jpg

たくさんの思い出を、今までありがとう。またいつか。
ご主人のご冥福をお祈りいたします。





---
※2014年8月追記

なんと!なんと!!
鳩ヶ湯の営業が再開されることになったようです。
岐阜県の精密機械加工・設計製作の豊実精工(ほうじつせいこう)という
会社が買い取り、来年5月の本格オープンを目指し
現在改修などを進めているそうです。
準備が間に合えば、今秋の紅葉シーズンに合わせ、日帰りの温泉利用も
検討中とのこと。
あの鳩ヶ湯の雰囲気をそのままに残しつつ、より過ごし安い宿となることを
期待しつつ、再開の日を楽しみに待ちたいと思います。


ソース:
豊実精工株式会社 Facebook
福井新聞 Online


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  1. 2013/06/08(土) 10:52:45|
  2. 田舎の風景
  3. | コメント:4
<<初ダブル | ホーム | 飯降山 松明登山>>

コメント

新聞記事を見たとき あっと思いましたもんね
どうするんだろ?と思ったら やはり廃業となっちゃって
残念でしたね

妹さんが 我が家のすぐ近くの魚屋さんに嫁いで来てるので
尚更 他人事に思えませんでした
  1. 2013/06/10(月) 20:21:13 |
  2. URL |
  3. おかーさん #DNGI0z/M
  4. [ 編集]

こんな残念な事が起きていたとは知りませんでした
庭のような場所で ご主人に何があったのかは分かりませんが
ご家族の心中を思うと言葉もありません

もう随分昔になりますが
一緒になる前のヨメさんと同僚との3人で刈込池に行った時に
通りがかったことがあります
私には そのたった1回きりですが
父親と今は亡き叔父はここが好きで何回か泊まるなどしており
親近感を覚えていました

今年か来年かには三ノ峰、別山、白山をと考えており
その際には是非立ち寄ろうと思っていただけにショックですね

山小屋も こうした麓の宿も
登山者にとってはとても大切で心強く 心暖まるありがたい存在です
それだけに ご家族は苦渋の選択だったでしょう

勝手な考えであることは承知のうえで
何とか再開への手だてがないものかと思います
その日まで皆で力を出し合って建物を管理していくなどできないものか
私など せいぜい雪かきくらいで役立たずですが
mieさんだったらラーメンその他なんでもござれだし
半ば本気で そんなことを思います



 






  1. 2013/06/10(月) 20:53:33 |
  2. URL |
  3. SKYDOG #-
  4. [ 編集]

>おかーさん

そうですか、、、妹さんがお近くに。
息子さんもおられるようで、これまでも宿のお手伝いはされていたようですが
じゃあって、簡単に継げる仕事じゃないですもんね。
他に大切なお仕事、されているのかもしれないし。

ほかに良い人見つかって、再開されることを祈るのみです。
  1. 2013/06/11(火) 12:33:56 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

>SKYDOGさん

> 父親と今は亡き叔父はここが好きで何回か泊まるなどしており

昔、上小池のキャンプ場で遠方から遊びにきた友人たちと
キャンプしたことがあって、お風呂はいただいたことがあるんです。
わたしもぜひ一度は、泊まってみたかったですねぇ。

> 登山者にとってはとても大切で心強く 心暖まるありがたい存在

まったくその通りですね。
たとえ立ち寄ることがなかったとしても、そこにあるっていうだけで
心強いですもんね。
登山者はもちろんですが、何より釣り人にとっては大きな存在だったと思います。

> 何とか再開への手だてがないものかと思います

あくまでも聞きかじった噂ですが、大旦那さんは、
「楽な仕事ではないが、継いでくれる方がいれば・・・」
ともおっしゃっているようです。
立派な建物ですし、このままなくなることはないんじゃないかな・・・
と、希望的観測ですけど、わたしはそう思っています。

相方に、「夏がんばれば、冬の間はスキーし放題じゃん?」
って囁いてみたんですが、完璧スルーされました(笑)
ほんと、大変なお仕事だと思います。
  1. 2013/06/11(火) 12:47:59 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

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