DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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飯降山 松明登山

130601_14.jpg
たいまつを持って、林道を下る。






2013年6月1日
地元 大野市の山岳会、大野親岳会が主催する
飯降山(いふりやま 884,3M)のたいまつ登山に参加してきました。

このたいまつ登山、古い歴史のあるものなのだそうですが
長いこと廃れていたものを、大野親岳会の方々によって数年前に復活。
飯降山は信仰の山でもあり、山頂付近の御嶽権現には
泰澄作という十一面観音菩薩像が祀られています。
昔は、たいまつを手にした参詣者が、登山道を埋め尽くすほど並んだそうで
それはきっと、幻想的な光景だったことでしょう。

本日は、スタッフ含めて100名ほどの参加者だったでしょうか。
地元の消防団の方々も、一緒に歩いて登りますよ。



130601_1.jpg

午後4時。
登山口近くのショッピングセンター駐車場にて受付。
大野親岳会 会長さんの挨拶などのあとに、みんなで準備運動。
老若男女、結構な人数が集まってます。
予報では雨も心配されたお天気も、なんとかもちそうです。





130601_2.jpg

まずは、登山口に向け出発!
手前の山が飯降山の登山口。

実はこの日、相方は仕事。
親岳会に所属する知り合いの方に特別に許可を頂いて
仕事が終わり次第、追っかけ山行することになっています。





130601_3.jpg

16:30 登山口。
この地点で標高約200M。
なんやかんや言っても、山頂までは標高差700M近くになるんです。
地元の里山と云えど侮るなかれ。





130601_4.jpg

10分ほど登ったところにある飯降神社で全員集合して記念写真の撮影。
この日はたまたま、麓の村のお祭りと重なったため
お宮の扉が開かれていたようです。

ここから本格的な登りがスタート。
これがなかなかどうして、結構タフな登りが続くんです。
しかも、そこそこいいペース。
しっかり登山装備の方もいますが、中には、5才くらいの子供や高齢者。
ショルダーバッグ下げたチャイニーズ(出稼ぎに来ている女の子たち)、
登山とは無縁な感じのにわか山ガールなんかもいたりするのですが、
脱落する者もなく、皆黙々と整然と、確実に登って行くではありませんか。
こんなところでもまた、奥越ローカルの根本的な体力の違いをまざまざと
見せつけられたような気がしました(笑)


黙々と登ることしばらく、
17:45 相方より、ハイクアップ開始の連絡。





130601_5.jpg

上部には、なかなかいい感じのブナ林も。
お天気が良かったら、きっと気持ちがいいでしょうね。
標高からみても、秋は結構遅くまでブナ黄葉が楽しめる穴場かもしれません。






130601_6.jpg

だいぶがんばって登ってきましたよー。
山頂間近の見晴台。大野の街が一望の、この山一番のビューポイントです。
奥にはうっすら白山も!


18:40
見晴台を過ぎたあたりで、追っかけてきた相方と無事合流。
わたしたちが、2時間10分かけて登ってきた道のりを
相方は、55分で登ってきた計算になりますね(笑)





130601_7.jpg

18:45 山頂広場着。

途中、2度ほど長めの休憩を挟みつつ、2時間15分で到着です。
みなさん、よくがんばりました。





ihuri_top.jpg
2007年6月撮影

わたしが飯降山に登るのは、これが2度目です。
6年前のちょうど今頃、ベンと一緒に登ったこの山がとても楽しくて
それが登山を始めるきっかけになったんです。

それまではふたりとも山に登ったことなどなく、
あの日は、普通のスニーカーにジーンズ、綿のシャツを着て登りました。
登頂に2時間半かかり、わたしはヘロヘロになった思い出が(笑)
ベンはとても楽しそうだったっけ。
あれから6年・・・今のわたしたちがまさかこんなことになっているなんて
あの頃は想像だにしていなかった。






130601_8.jpg

山頂広場は、座る場所もないくらいに人でひしめき合っています。
各々食事などをしながら、暗くなるのを待って40分ほど待機。

たまたま隣に座ったティーンたちは、大野高校スキー部。
トレーニングついでの参加のようですよ。






130601_9.jpg

19:30
薄暗くなってきたところで、下山の指示が出ました。
ヘッデンや懐中電灯で足元を照らしながら下山開始!

みんなから「キレイ~~」の声が上がります。
わたしは、この見晴台で夜景を撮りたくて三脚持参しました。
田んぼばかりのように思えるこの街にも、これだけの人の営みが。
わたしにとっても、スカイツリーから見下ろす東京の街とはまた違った感慨です。
後ろにいた女の子がポツリ・・・「3万$の夜景やわ(笑)」
(※3万は、大野市の人口です。)





130601_10.jpg

少し下った林道との合流点で、いよいよタイマツが配られます。
木の枝に空き缶が結び付けられて、中にオイルを染み込ませた布切れが
押し込まれた造り。
手作り感満載の簡素なタイマツですが、これで2時間以上は燃焼が続く
というからちょっと驚き。





130601_12.jpg

タイマツ灯火!





130601_13.jpg

100本近くの灯りが灯れば、それはなかなかに荘厳な風景。
火を点けた人から、順々に下山開始。
火を持っての下山はさすがに危険なので、ここからは登りに使った登山道
ではなく、車も通れる作業用の林道を下ります。

暗く静かな森の中に響く熊鈴の音と、延々と続く炎、、、
これはちょっと、なかなかにミステリアスな雰囲気を醸し出していました。
登らずに、麓から眺めてみたいものだとも思いますが
木々が鬱蒼と茂っているせいで、実は炎はあまり見えないのだそう。残念。





130601_15.jpg

まぁでも、30分も歩いているとダレてくるんですけどね(爆)
あとはひたすら長くてダラダラと緩やかな傾斜の林道を
またしても後半、膝にうっすら違和感を感じつつ(笑)下り、

21:00
無事下山。
タイマツを返却して、本日のたいまつ登山は終了しました。




飯降山は、地元の小・中学生が学校行事で一度は登る、市民には
とても親しみのあるお山です。
他所から来たわたしには、旧知の友人などはいませんし
日頃、職場の人以外に地元の方々と触れ合う機会があまりないわたしにとっては
ちょっとした地元意識も感じるなかなか思い出深い山行になりました。

何よりこの山は、
ベンと歩いた思い出の山であり、わたしたちの登山の原点となる山。
あのときは気付かなったこの山の魅力も再発見出来たので
またそのうち、機会を見つけて登ってみたいなと思います。


越前市のほうから参加している方などもいたようです。
大野市民以外の参加も大歓迎のようなので
来年はぜひ、皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?

大野親岳会の皆さん、ありがとうございました。



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  1. 2013/06/02(日) 20:53:20|
  2. お山
  3. | コメント:10
<<鳩ヶ湯のこと。 | ホーム | いんげんキュッキュッ。と、お知らせ>>

コメント

>飯降山は、地元の小・中学生が学校行事で一度は登る、市民には
>とても親しみのあるお山です。

1000mにも満たない低山。僕の地元で言えば六甲山のような存在ですね。

>ベンと歩いた思い出の山であり、わたしたちの登山の原点となる山。

ビンゴ!「思い出の山」ってベンちゃんのことやろな〜ってkumiちょと話してました♪

土曜の夜、福井に向かいながら松明登山ってどこの山やろね〜?
高速から見えへんかな〜?って噂しておりました(笑

>暗く静かな森の中に響く熊鈴の音と、延々と続く炎、、、
>これはちょっと、なかなかにミステリアスな雰囲気を醸し出していました。

鉢巻きにロウソク挟むってのはアリでしょうか?(爆
  1. 2013/06/03(月) 21:01:39 |
  2. URL |
  3. katsu♨ #MMIYU.WA
  4. [ 編集]

>katsu♨さん

> 高速から見えへんかな〜?

残念ながら、幹線道路からはだいぶ外れているので
よそからは見えないんですよね。
ってか、木が茂りすぎててそもそも麓からも見えないらしいです。

白山のご来光登山は、すごくキレイですよ~
室堂から、列をなして歩くヘッデンの灯りがずーっと繋がります。
ってわたしはまだ一度も、白山のご来光を拝めたことはないんですけどね(笑)

> 鉢巻きにロウソク挟むってのはアリでしょうか?(爆

六甲なら盛り上がるのでしょうが(笑)
奥越人はまじめな方が多いので、洒落が通じるかどうか・・・
では来年、ぜひに。
  1. 2013/06/04(火) 12:49:33 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

なんと 越前市から参加している方もおられましたか
また酔狂な(笑

いやね 越前市にも松明登山があるんですよね
ご存知でしょうけど 毎年お盆に松明かざして鬼が岳に登るんです
ちょうど花火大会があって 市街地からも頂上を目指す松明の列がユラユラと見えます

ちょっとね興味はあります
なんかこう宗教チックで 頭にロウソク立てて・・・
いや 違うんです 何かこう 山の神に生け贄を いやいや感謝を捧げるみたいなね

でも お盆ですよ 暑いんです
しかも顔がススで真っ黒けになるらしいんですよ 鼻の穴も
あくまでも聞いた話ですけどね 煤けて困る顔じゃなないですけどね

でね 一番の難題は標高533mの山のくせに けっこうキツいんですよ
ずっと登りで
そんでもって滑って転んだりするんですよ
転んで肩を脱臼した人もいました しかも身近に(笑
消防団に担がれて下山したとなりゃ1年はトラウマに悩まされそう
とか言いつつ 今年は登ってみようかな なんてね

さて標高差700mほどを1時間で登る
ということは早月を3時間と少しで制覇する計算ですね あくまで休憩なしの計算ですが(笑
もしかして相方さんには早月は早着?





  1. 2013/06/04(火) 19:15:58 |
  2. URL |
  3. SKYDOG #-
  4. [ 編集]

素朴でいいわ~やばい、ちょっと、参加してみたいかも。
にぎり飯が空から降ってきたとか、願い事を書いた石3つとか、参加費200円とか、
すごく地味ですね。そういうの好きです。
願い事しましたか?スマホをマスターできますように!

  1. 2013/06/05(水) 12:19:35 |
  2. URL |
  3. ケーコ #nEx7PFYA
  4. [ 編集]

お山から見下ろす景色、キレイですね☆
勝山では確かお盆に大師山と村岡山でたいまつ登山してるはず…
地元行事満喫してますね、奥さま(*^^*)

最近メガネガールより。
  1. 2013/06/05(水) 22:59:41 |
  2. URL |
  3. mio #-
  4. [ 編集]

>SKYDOGさん

> 毎年お盆に松明かざして鬼が岳に登るんです

奥越以外の山にはとんと疎くて、鬼ヶ岳自体よくわかりません(爆)
お隣り勝山市でも松明登山はやっているようですし
田舎では割とポピュラーなイベントなんでしょうかねぇ?

> 感謝を捧げるみたいなね

正直そういう感じ、ありました。
たまたま麓のお祭りと重なり、お宮が開いていたってこともあって
「二礼二拍一礼」でお参りもして、御神酒もひと口頂きました。

> 顔がススで真っ黒けになるらしいんですよ 鼻の穴も

それがですね、、、そういう風に聞いていたんで
帰宅してから鼻の中掃除してみたんですけど(笑)、
ぜんぜん黒くなってなかったです。
燻されてる感じもなかったんで、案外平気なもんですよ。
お盆だと確かに暑いだろうけど、行ってみる価値あると思いまよ!

> 標高差700mほどを1時間で登る

しかもですね、スマホのLINEで実況中継しながら登ってきてるんですよ。
位置情報送ってきたり、「今、何合目」とか、「声が聞こえる」とか。
でもま、一時間だから頑張れたんでしょうけども(笑)
  1. 2013/06/05(水) 23:23:58 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

>ケーコちん

> にぎり飯が空から降ってきた

「飯が降ってくる」って逸話にも諸説あるんだけど
中のひとつは、かの「まんが日本昔ばなし」でも放映されておりますよ。
http://www.youtube.com/watch?v=F6owA7pqXAo
素朴なフリして意外にオドロオドロしい内容だったりします(笑)

> 願い事しましたか?

いやそれが実は、、、
石3つにちゃんと願い事書いてポケットにしのばせていたのに
置いてくるの忘れて持って帰って来ちゃったのでした・・・とほほ。
ちなみに、スマホなんて触ってりゃなんとかなるもんよ。ふっ。
  1. 2013/06/05(水) 23:38:31 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

>mioりん

> お盆に大師山と村岡山でたいまつ登山してるはず…

ちょっと調べてみたら、
大師山ではたいまつ登山、村岡山ではちょうちん登山だそうです。
登山部で行きますかっ!?(笑)

> 地元行事満喫してますね

いやいや、今まで地元行事になんて参加したことなかったから
なんだか妙に地元愛を感じてしまいました(笑)
あ、例のゴミ拾いも地元行事になるのかしら・・・あはは。
  1. 2013/06/05(水) 23:47:51 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

ミタミタミタミタミターーー

こわい、飯降山。
しかも尼さんがあんな事こんな事してて、こわい。
日本昔ばなし観てから、読み返すと別物に思えてくるから不思議。
私の素朴な飯降山はどこへやら。
でも、名作だな~
  1. 2013/06/07(金) 11:58:31 |
  2. URL |
  3. ケーコ #nEx7PFYA
  4. [ 編集]

>ケーコちん

怖いでしょう?
あのほのぼのとした絵と、市原&常田コンビのあの語り口が
より一層不気味さを増長させているような気がします(笑)
でも、自分の住んでいる街の伝説が、まんが日本昔ばなしの
ネタになっているなんて、なかなかないこと。ちょっと自慢。うふ。

ちなみに、石を持って登るのは、その石を積み上げて標高を上げ
荒島岳より高くしちゃおうぜって魂胆です。んなアホな。
  1. 2013/06/08(土) 20:13:52 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

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