DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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みんなで登る八ツ 後編

120212_top.jpg
硫黄岳山頂(2,760m)にて





前編





星空の撮影に撃沈して、意気消沈しながら部屋に戻ってみると、もうすでに、
みんな寝息を立てていました。早っ!
せっかく点けたカイロがもったいないので、ダウンシューズの中に入れると
とても冷たかった足も温まって、外で冷えた体を温めにまたこっそり独り
暗闇風呂でも行こうかな、、、と考えていたのに、いつの間にか眠ってしまいました。

ところでこの灰式カイロ、やはり難点は酸素供給にありそうですね。
ダウンシューズの中に入れたカイロは、燃焼しきらず途中で消えていました。
保冷バッグは、カメラと三脚の結合部分と、レンズの出口に穴が空いているのですが
それだけで充分な酸素供給が出来るのか、、、冷気の流入も避けたいところですが
そのへんのバランスを、下界で一度試してみたほうが良さそうですね。






120212_1.jpg

さて、、、
朝一番、偵察に出かけたryoくんから、雪がチラついているとの報告。
夕べ星空を消し去ったにっくきガスは、雪雲を運ぶ使者だったのか!?

昨日の天候と同じように、徐々に回復するであろうことを期待して、
とにかく夏沢峠まで行って様子を見ようということになりました。
登頂するにせよしないにせよ、森林限界独特のあの雰囲気を味わうだけでも
登る価値は充分にあるでしょう。




歩き始めて早々、指がもげそうなほど冷たくなるアクシデントあり。
みんなに先に行ってもらい、ひとり残って回復に努めます。
ポケットに忍ばせていた灰式カイロに、こんなところでも助けられました!
温まったところでリスタート。
独りになって歩き始めると、体が俄然快調になりました。

最近思うのは、わたしには単独行が向いているようだと言うこと。
そもそも体力が乏しいので、他の人に歩調を合わせるのが難しいのです。






120212_2.jpg
凍り付く、夏沢峠・山びこ荘(冬期休業中)


樹林帯の途中で、無事みんなに追い付きました。
夏沢峠で、ストックをピッケルに持ち替え、いよいよ森林限界突入です。

厳冬期の森林限界。
吹き荒れる烈風に身を晒すのは、わたしも初めての経験です。
飛ばされないように、耐風姿勢を取りながら一歩一歩登ります。
まつ毛が凍り、くっついて開かない。 鼻毛も凍るし、強風で酸欠状態。
帽子もバラクラバもバリっバリ。

本来なら真っ先にリタイアして、みんなに安全な撤退への道しるべとなるのが
わたしの役割なのでしょうが(笑)、なんかねー、、、仲間パワーってのは
やっぱり絶大なものがありますね。
みんなで一緒に登頂したい。その想いだけでがんばれちゃうもんです。

無事、全員で登頂を果たし、
山頂で、たまたま通りかかった方にシャッターを押して頂く。
みんな、やりきった感あふるるいい顔! 単独行では味わえない醍醐味。







120212_3.jpg

そんな中、必死の思いで何枚か写真は撮ったんです。
撮ったには撮ったのだけど実は・・・
ISO感度が、夕べの夜間撮影の設定1600のままだったーーっ!おーのー。
全部白飛び。泣く。




下りながら見上げた山頂に、青空がかかり始める。
ちょっと悔しいけれど、でも今日みたいなこんなコンディションで登ったことが、
むしろ思い出に残る良い経験だったと思います。

下りはあっという間に駆け下りて、おひさまでポカポカ(それでも氷点下)な
小屋前のベンチで外ランチ。
お腹が膨らんだら、さぁ、登山口に向け出発です。






120212_5.jpg

120212_4.jpg

しらびそ小屋を通りかかると、昨日は薪ストーブの前で熟睡していた
キチくんが、2年前と同じように、外で元気に番犬してました。
久々のワンコのぬくもりに後ろ髪をひかれつつ、またねーと手を振り
再び下山の途につきます。



全員元気に稲子湯到着。みんなで give me five!!
みんながいたから、今回ばかりは登頂出来ました(笑)


お風呂を頂き、解散。

お付き合い頂いたみんな、ありがとう。
いつかまた。



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  1. 2012/02/18(土) 13:15:43|
  2. お山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

今日はどうもありがとうございました☆
人生の先輩方のお話をいろいろ聞けてとっても楽しかったです(*^^*)

集合写真の皆さん、いいお顔されてますね!マスクやゴーグルで見えないけど伝わってきます(笑)
それにしても寒そうで読んでるだけでブルブルしました(^^;)))
  1. 2012/02/19(日) 00:36:43 |
  2. URL |
  3. mio #-
  4. [ 編集]

>mioりん

夕べは楽しかったです、ありがとう!
いいな~mioりん! これから楽しいことがいっぱい待ってるよ(笑)

たぶん、体感温度としては氷点下20度とかそれ以上だと思うのだけど
登っているとき、体自体は案外寒くないのです。(露出部分は痛いけどw)
ただ、止まると死にます(笑)
山頂では、だーっと写真だけ撮って、喜びに浸る間もなく速攻下山開始しました。

今日、例のブツで例のモノ焼きました。
明日持ってくので、お毒味お願いしますm(_ _)m
  1. 2012/02/19(日) 14:47:33 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

年末に八ヶ岳を初体験して、みんなが一年中通う理由が少しわかりました。
厳しいところから、まったりできるところまで、いろんな顔があるのが魅力なんでしょうね~。
まあ、私はそんなワイルドな温泉には入りませんが(笑)

今回はタイミングが合いませんでしたが、またの機会にはぜひ!
夏の八ヶ岳も行ってみたいかも!?
  1. 2012/02/20(月) 11:24:17 |
  2. URL |
  3. ヨウメイ #IZmV9GYY
  4. [ 編集]

>ヨウメイさん

夏の八ヶ岳、実は行ったことがないのです。
なぜか雪の八ツばかり・・・

南と北では、山容もガラリと違うし
クライマーから山ガールまで、幅広く対応してくれる懐深いお山ですね。
通年営業で、しかも雰囲気の良い小屋がいっぱいあるのも魅力です。

ワリエさんだったら、きっと一緒にざぶん♪してたでしょうな。
先客が女4人組だったら、そこに入って来る度胸のある男子はいないでしょう(笑)
向かうとこ敵なし状態だったのに・・・残念。
  1. 2012/02/20(月) 21:42:22 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

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