DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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稜線を繋ぐ旅  その2

110814_1.jpg
南岳 獅子鼻の先端から、大キレットを撮影する相方






その1へ





一晩中降っていた雨もやんで、日の出とともに素晴らしい青空が広がりました。
今日は奥穂の小屋までなので、岩が乾くのを待ちつつゆっくり出発です。
3時頃からザワザワしていた人々は、ジャンでも越える予定なのでしょうか?
気付けばあんなに混雑していたテント場も、数張りを残すだけになっていました。



110814_2.jpg

大キレットの展望台と称される、獅子鼻の先端に立つと、目の前に広がる大岸壁。
いくつものUP/DOWNを繰り返し、クネクネ曲がる険しい道のその先のてっぺんに
まるで要塞のように建つ、赤い屋根が印象的な小さな山小屋が見えます。
わたしはこの小屋へ行きたいがために、この旅に出る決心をしたようなもの。
北穂高小屋 標高3,100M。
日本で一番高い所(除:富士山)にある雲上のカフェテラスでコーヒーを飲むために
命をかけていざ出発!







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「(わたしが)もうちょっと持ってくれたら楽なのに・・・」
ため息混じりにつぶやく相方のザックは、約25kg。
普通こんなデカザックで、大キレットなんか歩く人はあまりいないでしょう。
ちなみにわたしは、10kg弱。だけどこれ以上は無理ですから~残念!







110814_4.jpg

左のお山が長谷川ピーク。
A沢のコルから振り返って撮影。







110814_5.jpg

長谷川ピークをズーム。
痩せ尾根を、人が行き交っているのが見えます。







110814_6.jpg

飛騨泣き。


危険な岩稜帯を歩くとき、いつもはカメラをザックにしまうのですが
出し入れするのが面倒で、今日はブラブラとタスキがけのまま歩いています。
ポイントポイントで、それなりにシャッターはおしているのですが
あとから見ると、岩ばっかり同じような写真であまりいい写真は撮れず(苦笑)
当然、カメラはガンガン岩にぶつけています。
画像データがとんだのも、この手荒い扱いのせいかもしれません(汗)

毎年数名の死者と、多くの重傷者を出すことで、北アルプス屈指のハードルート
と言われたこの大キレットも、数年前に行われた大々的な滑落防止の処置により
今では事故もだいぶ減少したようです。
実際歩いてみるとよくわかりますが、なるほどという場所にしっかりと
ボルトやステップが設置され、それはかなりの安心感につながりました。
この処置については賛否両論あるようですが、わたしがこうしてここを安全に
通り抜けることが出来たのも、この処置のお陰なのかもしれません。







110814_7.jpg

最大の難所、長谷川ピークと飛騨泣きを通過してしまえば
あとは小屋を目指して、この大岸壁をよじ登るだけ。
落石が起こらないほうがおかしいくらいの微妙なバランスを保つ浮石だらけの岩壁を
一歩一歩、確実に足を踏み込みながら上へ上へと進みます。
空気の薄い中、登るのも大変なことだけど、ここを下るのも神経すり減るに違いない。






110814_8.jpg

いったいなんて場所にあるのか!北穂高小屋のテラス。
先行した相方が、槍に向かって張り出すカウンター側の特等席をゲットして
どや顔で待っていた。グッジョブ!






110814_9.jpg

標高3000mで、こんなパスタが食べられるなんて!
食後にコーヒーを注文したら、なんとその場でミル挽き。
スポーツドリンクで充満していた身体に、挽きたてのブラックコーヒーが
どんなに美味しかったことか!

イワツメクサのオリジナルマークがかわいい陶器の食器類にこだわりを感じます。
北穂小屋は食事にも定評があって、名物メニューは、宿泊時の夕食に出される
豚の生姜焼き。
いつか宿泊して、クラシック音楽が流れるムーディな中で食べてみたいものです。




さて、、、名残惜しくはありますが、先を急がねば。
本日の宿泊地、奥穂高岳の取り付きにある、穂高岳山荘を目指して出発です。





その3に続く。




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  1. 2011/08/20(土) 11:06:50|
  2. お山
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