
鹿教湯温泉 三水館 「蔵」 長野県上田市
お風呂とごはん編は
こちら。
友人
まるまるの結婚式にご招待を頂いた。
場所は信州・長野県。
東京から駆けつけることになる友人たちとも久々に会えるし
ここはひとつ、ついでに長野観光も楽しんじゃえということで
有給休暇もオマケに付けて、結婚式前乗りの二泊三日で
初夏の長野を満喫してきました。
わたしは家を夜明け前に車で出発。長野新幹線でやって来る東京組を、
朝9時、長野駅前でピックアップして、日中は
善光寺と小布施を観光。
平日ということもあってか、比較的どこも静かな印象。
それとも、、、ここもまだ、震災の影響を引きずっていたりするのだろうか?
今夜はわたしのリクエストで、以前から、長野に来ることがあったら
ぜひ泊まってみたかった温泉宿に宿泊です。
せっかくステキなお宿に泊まるのだから、滞在すること自体を楽しみたい。
観光はそこそこに切り上げて、ちょっと早めのチェックイン。

お茶菓子は、手作りの小さなタルト。
松本と上田の中間地点、山深い寂れた風情の温泉街のはずれに
「三水館」はありました。
お部屋に案内して下さった中居さんが、お茶を煎れてくれました。

このお部屋は、明治40年に建てられた松本の呉服商の蔵座敷を移築したもので
1階の和室はほぼ当時をそのまま再現しているのだそう。
ここ三水館は、部屋数7部屋の小さなお宿。
週末は、半年先まで予約がとれないとのふれこみで知る人ぞ知る人気宿。
平日に泊まれるからこそ、割と近々でも予約がとれたというわけです。
今日、私たちが泊まるお部屋の名は「蔵」。
7部屋の中でも、ちょっと特別な離れのお部屋です。
ネットで検索すれば、他の部屋の宿泊感想記は山ほどヒットするのですが
なぜかこの「蔵」に関する情報が、あまり見当たらないのですよね。
そんなこともあって、未知の世界に探検気分でワクワクです。

レトロなガラス戸を開けると、ここから先がわたしたちだけの空間。
ほかの部屋に宿泊しているお客さんは、知らない景色。


実はこの渡り廊下は、3年前のリニューアルで増築された部分だそう。
今はこうして、本館から直接行き来が出来るようになっているけれど
それ以前は、完全な離れになっていて、写真を見ると蔵そのものの風情でした。


以前は出入口だったであろう重厚な扉。
今はデッキになっていて、お風呂上がりに涼むのに最適。
この季節、ちょっと虫が多いのが難点か・・・

部屋の奥の窓枠に、こんな張り紙が・・・
「窓を開けたところに 鳥の巣があります。 親鳥が卵をあたためて
おりますので、そっとしておいてあげて下さい。」
サプラーイズっ!


おかげで常に障子は締切ですよ。
でもやっぱりちょっと気になるので、そーっと写真だけ。
ママさんがお留守の際に、卵を3コ確認。かわいいのぉ('-'*)フフ
さてこの「蔵」、メゾネットになっていて2Fの寝室がまた素敵なのですよ。
1Fの和室の雰囲気を残しつつ、洋風にアレンジされたモダンな造り。

今日は3人で宿泊なので、ベッドはこんな配置になっていますが
2人きりだったりすると、もっとゆったりした空間になるでしょうね。
定員としては7名程度とのことなので、グループで宿泊するのもいいでしょう。
ちなみに、2Fにもトイレと洗面があるので多人数でも安心。

天井の梁が見事。
写真のこちら側に、イスとテーブルのセットがあって、
夜はここでまったりお酒を片手にガールズトークでも、、、
ってな感じなのですが・・・

わたくし朝4時起きで、一日中ドライバーだったりしたもんで、
さすがに疲れて眠くて眠くて起きてられませんでした┐(´-`)┌
もったいないけど、夜更しもそこそこに一番先にベッドに潜り込みました。
噂通り、塵一つなく完璧なまでに清潔な印象。
梁から柱から床から、木部分はどこも磨きあげられツヤツヤでした。
間接照明を上手に使ったムーディなライティングも手抜きなし。
家具はもちろん、ミニキッチンやトイレなど水周りの小物なども
この部屋にしっくり馴染むナチュラルなもので徹底されています。
高級ホテルのように、至れり尽くせりのアメニティグッズは用意されていないので
それらを楽しみにしている女子には、ちょっと物足りないかな。
わたしはむしろ、普段使っている以外のものを使用するのが苦手で、いつも自分の
ものを持参しているので問題なしなんだけど。
冬はお部屋にコタツが入るようなので、そんな季節に伺うのも良さそうです。
スポンサーサイト
- 2011/06/18(土) 21:12:57|
- お出かけ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0