DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

はじまりは汚毛洗いから

100301_top.jpg
大切なベンの毛。(約 270g ありました)









手紡ぎ用の羊毛というのは、ニーズに合わせて様々な状態に加工され売られています。
(グリージー → スカード → ウェッブ → スライバー → トップ)
一番簡単なのは「トップ」と呼ばれる状態で、
そのまますぐに紡げるように、きれいなロープ状に始末し加工されています。
大抵はみんな、まず紡ぐことが目的でしょうから、このトップを購入し
紡ぎの練習を始めるようです。
でもそもそも、手紡ぎなんて面倒くさいものをやりたいなんて人種が
そんな簡単なことで満足しているはずがないのです。
そのうちだんだん欲が出て、やっぱり洗いたくなっちゃうんですね「グリージー」を。

わたしはもう、絶対に洗いたくなる自信があったので(笑)
いきなり最初からグリージー購入です。





100301_1.jpg

で、これがそのグリージー。
羊にもたくさんの種類があって迷いましたが、今回は「ポルワス」という種類の羊の毛。
グリージーとは、要するに汚毛。
羊から刈り取ったそのままの状態なので、羊自身が分泌する脂分や、
泥んこや、うんちや、草や、なんかの種やら、いろんな汚れがこってり。
袋の中はさながら、動物園のか・ほ・り(^^;






100301_2.jpg

脂や汚れでこてこてにくっついていましたが、洗えばこの通り!
(今回はちょっと、何かの種が取りきれずプツプツと残ってますけど・・・)
これを機械で自動的に洗うと、脂分が抜けすぎてパサパサになったり
フエルト化してあとでほぐすのに苦労したりするのです。
紡ぎ車を通す場合は、ある程度は脂分が残っていたほうが紡ぎやすいし
ふわふわと、優しい手触りの毛糸になるのだそう。
脂分も汚れもその毛によって様々だから、その状態に合わせて
洗剤の量や洗う時間を調節しなくてはなりません。
このへんは、たくさん洗ってたくさん紡いで
いっぱい経験を積まないと、実感出来ない世界でしょう。






100301_3.jpg

そのあと、「ハンドカーダー」を通して毛の流れを整えます。
ハンドカーダーとは、犬飼いならご存知、スリッカーブラシが大きくなったようなもの。
画像 手前が、ベンが使っていたそのスリッカー。
ハンドカーダーを一本ずつ両手に持って、こすり合わせるように毛を梳きとります。





100301_5.jpg

スリッカーで、犬をブラッシングしたことのある人ならわかると思いますが
ブラシのピンに、毛がある程度の量引っかかると、ぺろ~んと板状になって
剥がれるんですね。
それを、くるくるっと巻けば、「ローラッグ」の出来上がり。
このローラッグを片手に持って、引き伸ばしながらヨリをかけて行くと
糸(単糸)になると言うわけ。

・・・と、知った風に書いたけど(笑)、ここからがヒジョーーーに難しく
なかなか先に進めません。
煮詰まっていたところに、一筋の光が? 見えたの?見えないの??
またその話は、次の機会に。





100301_4.jpg

左がベンの毛。右がポルワスの毛。
ベンの毛は、羊みたいにチリチリしていないのがわかるでしょうか?
このチリチリが、毛が絡み合うのには大切なポイントになるわけで
犬の毛を紡ぐのが難しい理由の一つなんでしょうね。




でも、、、ベンの毛に着手出来るのはまだまだ先の話。


スポンサーサイト
  1. 2010/03/01(月) 18:00:27|
  2. 手紡ぎ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<「工房 風雅」を訪ねて | ホーム | 大切なベン毛のために>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://daybook.blog28.fc2.com/tb.php/207-cd28eef4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。