DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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千の風になって

loveven100102.jpg
2009.1.12 取立山




2月3日は、ベンの四十九日でした。

火葬をお願いした葬儀社さんでは、月に一度、合同での霊前供養があります。
お坊さんがお経をあげて下さる中、ひとりひとりお焼香が出来るのですが
小さな納骨堂がパンパンになるほど、200人はいようかという賑わいで、
皆さん真剣に手を合わせる姿を見ていると、ペットたちがみな、
どれだけ愛されていたのかがわかるような気がします。

インドの仏教では、輪廻の思想により、没後49日目に、
次にどの世界に生まれ変わるかが決まる、と考えられているのだそうで
出来ることならば、ベンがまたうちの子に生まれ変わってくれますようにと
思わず願わずにはいられません。
ベンの遺骨は、すべて家に持ち帰って来たのでこの納骨堂にはいないのですが
今日はこの霊前供養で、ベンのことを仏様にお願いしてきました。





そんなわけで今日は、お骨のおはなしでも。





ベンは、亡くなった日の翌日、わたしたちふたりだけで見送りました。
火葬は、こちらでは有名な「ペット愛葬社」さんにお願いしました。
おくりびとは、物腰の柔らかい、いかにも癒し系なお兄さん。
とても親切に、こちらのわがままにも温かく対応して頂きました。

亡骸となったベンの体は、抱きしめてももうベンの匂いがしないのです。
あぁ、ここにはもう、魂はないのだな、、、と実感しました。
ベンの体に触れられなくなるのはとても寂しかったけれど
今にも起きだしそうなほど、いつもと変わらぬ穏やかな寝顔で横たわるベンを
見ているのは辛く居た堪れない想いだったので、無事見送ることが出来、
家に連れて帰って来た時は、なんだかちょっとホッとした気分にもなりました。


こちらでは、お骨上げは一部のお骨のみ。
喉仏などいくつかのお骨を拾ったら、残りは共同の供養地に埋葬されます。
手の平に乗るほどの小さな骨壷に収骨されて、皆さん家には持ち帰らず
葬儀社さんの納骨堂にそのまま安置されるシステムでした。
この流れは、ここ福井の土地柄のようです。
福井では、人間でも同じように、収骨は一部で骨壷はとても小さいもなのです。
わたしは両親共に関東の人間ですから、これにはとても抵抗がありました。
葬儀社さんにお願いをして、お骨は拾えるだけ拾って
すべて持ち帰らせて頂くことにしました。
大きな骨壷の用意がないとのことで、近くのホームセンターで
とりあえずお骨を納められそうな器を、急遽買いました。
大きな骨壷は、後日改めてネットで購入。
ちなみに、ベンほどの大きさ(約30kg)なら、壺のサイズは6寸で収まりました。

今は、わたしたちの部屋に作った祭壇で眠っています。
お線香とか、鈴とか、いわゆる仏具はなにも置いていませんし、
手を合わせてナムナムも、なんだか違うような気がして特にしていません。
お水を毎朝取り替えたり、事ある毎に話しかけている、、、といった感じです。
わたしがベンを想うのは祭壇の前ではなく、日常様々な瞬間なわけで
ひところ流行した詩、「Do not stand at my grave and weep」
(邦題「千の風になって」)。
今になって、この詩もしっくりくるような気がします。

お骨は、わたしたちの心にケジメがつけられた頃、
お庭の土に返してあげられたら、と思っています。
分骨は、ヨシとしない説もあるようですが、こちらの地方では普通にあることです。
(地元の菩提寺と、京都の本山にそれぞれ納骨するためのようです)
小さなお骨の欠片をもらいカプセルに入れて、相方は携帯ストラップ、
わたしはペンダントにして身に付けています。



ふたりとも無宗教で、そう信心深いほうではないのですが
これからも、自分たちなりの供養を考えてあげられたらな、と思っています。



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  1. 2010/02/07(日) 23:48:18|
  2. ベン
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

もう49日かぁ

そうなのよ。
分骨って、ビックリするよねv-12
センセイのお父様が亡くなった時に分骨でさ。
うそォ~ん!って思ったよ。
宗教で違うなら何となく分かるけど、土地土地の風習で違うのって非常に違和感があるよね。

ベン君、49日たったんだね。
ミエちゃんちは、ずっとゴールデンがいいのかしら?
うちは、セバが、今度は足の長い子に生まれ変わりたい!という事で困ってます。
ケアンがいいんだけど、って伝えてもらったら「しょうがないからケアンも選択に入れて考えてみる!」という事でした(笑)
ただ、どんな姿だったとしても絶対に気がつくから心配いらないみたい。

ベン君は、何に生まれ変わりたいんだろね?
  1. 2010/02/08(月) 19:09:24 |
  2. URL |
  3. Junko #-
  4. [ 編集]

ペンダント

お骨の入ったペンダント、海外旅行の時は気をつけてね。
ワタシもおじゃのお骨をペンダンととキーホルダーにして肌身離さず持っているんだけど、ソウルから日本へ帰る空港のセキュリティーでペンダントがひっかかり、中味(白い物体)が不審ってことで没収されるハメになったから。
知ってる限りの韓国語と英語並べたてて涙も浮かべて頼みまくって取り返して一緒に日本に帰ってきたけどそれも調査官も犬飼ってて「あなたの気持はよくわかる」ってコソっと見逃してくれただけだから。。。
  1. 2010/02/08(月) 19:59:42 |
  2. URL |
  3. maki #-
  4. [ 編集]

>Junkoさん

かの細木先生は以前TVで、「分骨なんてもってのほか!」
と怒っておられましたが(笑)、宗教や土地柄により
それが最高の供養の方法と思っている方々もいるわけで・・・
うちのほうでは、家の庭とか、道端とか、畑の真ん中とか
どこにでもいきなり普通に墓があるわけで、
それもわたしにはうそォ~ん!なのです。

ゴールデン命っす!
こんなにかわいらしく賢い犬はいないと思ってます。(GRバカ自認)
もしベンの生まれ変わりに出会えたら、わたしも絶対気づけると思います。
  1. 2010/02/11(木) 10:11:27 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

>makiちゃん

確かに、これ以上不審なものはないかもね<白い物体
じゃあ、もし海外旅行にも一緒に連れて行きたいと思ったら
どうやって持って行けばいいのかしら。諦めるしかないのか?
ま、当分海外に行く予定もないわけだが・・・

おじゃのお骨はどうしてる?
分骨スタイルってのは、関西の風習なのかな?とも思ったのだけど。
自分が死んだら、墓なんかどうでもいいし、海や山に撒いてもらって結構。
とか思っちゃうんだけど(苦笑)、残される者としては
やっぱり大切な形見のひとつに思えちゃうんだよね。
  1. 2010/02/11(木) 10:21:22 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

おじゃのお骨

ぜ~んぶ拾って、残った灰も箒ではいて骨壷に入れてもらって持って帰ってきたよ。今は実家のリビングの歴代犬の祭壇にインテリアにあう骨壷カバーを自作して安置してる。
その前のダックスの骨なんかもう14年もおいてあるし。母親が死んだら全部自分と一緒に墓に入れるなり海にまくなりしてくれって頼まれてる。絶対にアタシの死後まで残すなって。

おじゃのは私が大阪に引っ越してくるときにほんの一部だけシュガーポットに入れて大阪のマンションにも連れてきてるよ。一応分骨っていうのかな?

確かに関西の動物霊園は7か所の骨だけ小さな骨壷
に入れてくれてあとは共同の骨入れにザーっと混ぜられておしまいって感じかも。全部下さいって言ってもダメっていうところも多いって聞くね。最初は持って帰ってもそのうちゴミに出しちゃう人が多いんだって。

うちはムックと同じ霊園を紹介してもらって火葬に連れて行ったんだけどそこは異例で自分たちが納得するまで全部拾わせてくれて全部の骨の説明もしてくれて十分におじゃの死を受け入れることができたよ。
  1. 2010/02/12(金) 18:13:10 |
  2. URL |
  3. maki #-
  4. [ 編集]

>makiちゃん

火葬の儀式だったり、節目節目を意識し供養することだったりを大切にすることが
死をきちんと受け入れ立ち直る手助けになるって言うよね。

うちがお願いしたペット葬儀社さんは、それはそれはとても親切で
人間の火葬と、流れはまるで一緒だった。
そんなペット葬儀社が急成長している一方で、
田舎ではまだまだ外に繋がれたままで一生を終え、
死んだら市のゴミ焼却場へ(動物用の炉ではあるらしいけど)などという飼い主も
いるのも事実。どうしてそんなことが出来るのか理解に苦しむところ。

わたしはやっぱり、土に還してあげるのが一番かな、と思っているのだけど
そのタイミングがなかなか難しそう・・・
  1. 2010/02/15(月) 22:59:32 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

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