DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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双六岳・槍ヶ岳・南岳 前編

yari_top.jpg
天を貫く槍ヶ岳 3.180M





夏休みを利用して、槍ヶ岳へ出かけてきました。
テントを背負っての、初めての2泊縦走です。
3日間、生憎の天気で展望は散々だったけど、無事登頂も果たし
ガスの切れ間に時折姿を現す穂先を、しっかり目に焼き付けることも出来ました。

お盆休み真っ只中、相当な混雑を覚悟していたけれど
不幸中の幸いか、この悪天候で計画を断念した方も多かったのでは?
縦走中に通りかかるどの小屋も、絶望的な混雑具合とまではいかなかった様子。






初日。

新穂高の無料パーキングは、お盆時期はとても混雑するとの噂だったので
前夜のうちにP入りし、車中泊して朝を待ちました。
朝起きると、外はガスで真っ白。
テンション下がりまくりますが、ココまで着たらとにかくがんばるしかない!
そんなわけで眺望もなく、初日は写真もほとんど撮ることなく黙々と歩きました。



kagami.jpg
ところで鏡池ってどこにあるの?

ここまで5時間弱。北アルプスの山々が映り込む美しい池があることで
撮影スポットとしても有名な鏡平もガスで真っ白。何も見えません。
トイレ行って、エネルギーチャージして、大休止。はぅ。


sugoroku.jpg
ひたすら歩いて7時間半(休憩込)。
本日の宿泊地、双六小屋に到着。
鏡平で別れ先行した相方が、すでにテントも設営し終わってまったりしていました。
ポツポツと降り始めていた雨が、わたしの到着とともに本降りに。
夕方にはドッカンドッカンの雷雨。しくしく。






2日目。


一晩中テントを揺す振る暴風雨。
一夜明けても天気予報では、今日も明日も回復は見込めない最悪なムード。
展望はないは、穂先に取り付くことも出来ないはでは
この先進む意味がないような気がして、
計画を断念してここで下りようかとも思ったけれど
協議の結果、とにかく行くだけ行ってみようと
カッパを着込み、本来なら大展望のはずの西鎌尾根を
今日もカメラをザックにしまって歩きに専念します。



yari4.jpg
千丈沢の最後の登りにてこずりながらも、4時間半ほどで槍ヶ岳山荘到着。
途中で雨はやみましたが、相変わらずガスで真っ白です。
えーっと、、、穂先はどこにあるのでしょうか?




が・・・!
忙しく流れる雲の間から、薄っすら穂先が透けてきたではないですか。
見えそで見えない、、、究極のチラリズム!
yari5.jpg



というわけで、とにもかくにもザックをデポして頂上アタック開始。

yari7.jpg
今さっきいた肩の小屋が、見る見る間にあんなに下に。
ちなみに、右下のオレンジはわたし。(相方:撮)
誘導印に従い、岩に取り付き、ハシゴを登り、、、
果てしなく高く思えたテッペンも、実際登ってみると案外あっけなく
到着することが出来てしまうのでした。



yari6.jpg
はい、でもってやっぱり頂上も真っ白なわけで。
ピークハントの喜びに浸るテンションもなく・・・
長居無用。混雑する前にとっとと下ります。




わたしの体調次第で、更にもう少し先に進もうかという案もあったのですが
ガスの中の移動にはなんだかもうどっぷり疲れてしまったし
もしかしたらこれから見られるかもしれない槍の雄姿に期待して
ここで停泊することにします。


yari_tenba.jpg
肩の小屋のテン場は、30張り限定。
混雑期には早くに満杯になってしまうこともあるとの話でしたが
今日は、最終的にも7割の入りというところでしょうか・・・
やっぱり悪天候が影響しているのかな。

それにしても、スゴイところにキャンプするわけです。
小屋直下の崖っぷちに張り付くように作られた、日本一高所にあるキャンプ指定地。
あまり深く考えなければ、北アルプスビューの一等地です。
えぇもちろん、今日はガスで何も見えませんが(苦笑)


yari_sesshou.jpg
ちなみに、肩の小屋のテン場が満杯だった場合は
あそこ(真ん中に見える赤い屋根)のテン場を紹介されるそうです(汗)
肩の小屋から、下り20分・登り40分の殺生ヒュッテ。
登り返しを想像するだけで泣けてきます。
この画像、殺生ヒュッテの左上、尾根上に見える小屋はヒュッテ大槍。
こちらには、テン場はないので要注意。




昼寝すると夜眠れなくなるし、やることもないので外をウロウロ・・・
なんだか空模様が明るくなってきて、時折青空が覗くようになってきました。
穂先の見える位置に待機して(テン場から穂先は見えません)、
ガスが切れるのをのんびり待つことにします。

yari3.jpg
小屋のテラスや岩山の上で、思い思いに穂先のお出ましを待つ人々。





すると・・・・





どーーっというどよめきとともに、姿を現したお槍様。
圧巻。
停泊して良かったです。
結局この日は午後の3時間ほど、出たり引っ込んだりを繰り返しながら
何度も目を楽しませてくれました。
青空にそびえる槍はもちろん良いですが、雲のかかる槍もなかなかステキ。

yari_tate.jpg
一番高いトンガリ君の横から、ひょっこりとそれでいて鋭く顔を出すのが「小槍」。
かの「♪アルプス一万尺」では、この上でアルペン踊りを踊っておりますが
実際ここにはロッククライミングしないと登れませんし
人ひとり立つのがやっととのことで、踊るのは至難の業だとか(んな人はいない)



yari1.jpg
てっぺんズーム。
ハシゴの連続に、ビビる人が続発して渋滞します。
とんでもない岩場に見えますが、実際はとても親切に整備されていて
意外と登りやすいんです。





はぁ~、、、それにしても停泊して良かった。
たとえ明日がまた雨でも、ひとまず目的のひとつはクリア出来て
来た甲斐があったというものです。

アーベントロートも、星空も、小屋の灯りも、何も見えない夜。
吹き荒れる真っ白な強風の中、それでもまだ天候回復に期待を残しつつ
シュラフに潜り込みました・・・・



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  1. 2008/08/18(月) 21:12:20|
  2. お山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<双六岳・槍ヶ岳・南岳 後編 | ホーム | 若狭小浜のくずまんじゅう>>

コメント

こんばんは♪

お久しぶりです。^^

す、すごい本格的な山登りですねー!!
あまりの急斜面に、私はもう写真を見ただけでクラクラしますよ(笑)。

ところで。

アルプス一万尺♪でアルペン踊りをするのは
『小槍(こやり)』のう~えで、なのですね~!
コヤリって何?子ヤギの間違い?
しかし子ヤギの上で踊るってどうなの?
せめて大人のヤギじゃないとかわいそうじゃないかな?
・・・と一人悶々としながら、ムスメと歌っておりました。

これからは堂々と『コヤリのう~えで♪』と歌います!
いや~、おかげさまで長年の悩みが解けました!(笑)
  1. 2008/08/19(火) 22:47:16 |
  2. URL |
  3. キ~ム #txZHgShk
  4. [ 編集]

>キ~ムさん

お久しぶりでーす!

そう、小ヤギ!
そう思ってる人、結構多いみたいですよ(笑)
わたしは「コヤリ」と昔から認識していたんですが
それが日本の槍ヶ岳の小槍のことだと知ったのは、割と最近です。
「♪アルプス一万尺」って、実は29番まであるって知ってました?
しかも、歌詞がなかなかシュールなんですよ(笑)

今の子供たちも、アルプス一万尺なんて歌うんですね~
やっぱり、手振り付きで遊んだりするんですか?
  1. 2008/08/20(水) 21:56:44 |
  2. URL |
  3. mie #YjQ.5aTo
  4. [ 編集]

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