DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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改めまして奥穂  後編

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涸沢ヒュッテのテラスより、穂高稜線を望む。





前編





なにも、こんな大変な山行のときに持ち上げなくたっていいのだけれど
ウェア類も装備も軽くて済む夏のうちにやっておかないと、今度はいつ
チャンスが巡ってくるのかわからないので。
それになにより、3000mで炊く丸川ご飯ってどうなのよ?
ってなわけでここは思い切って勢いで。

本当はアレコレと凝ったことをやりたいのは山だけに山々なのだけど、
アホなことやろうとすれば自分の首を絞めるだけなので、ぐっとガマン。
期待して頂いていた方、すみません(笑)。

丸川鍋は確かにかさばるけれど、中に米やらなにやら食材が詰め込める
ので、鍋一個分のスペースさえ確保すれば、それなりのものが作れます。



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というわけで、ご飯は普通に白飯です。

下界での練習が功を奏し、炊き具合は完璧でした。
どうしたって下界のようにふっくらもちもちというわけにはいかないけれど、
間違いなくアルファ米より出来は上。
なんてったってここは標高3000m。
この標高の気圧でこのクオリティなら、これ以上文句は言えますまい。






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前日は、ご存知土用丑の日でした。
ってなわけで、一日遅れたけれど本日のメニューは「うな丼」どぇす!
このために、ネットで国産うなぎのかば焼きをお取り寄せしておきました。

冷凍パックで送られてきたそのブツを、冷凍したゼリーと、同じく冷凍した
エネルギーinゼリーを保冷剤代わりにして保冷バッグで持ち上げました。
ゼリーはどちらも半解凍状態のベストタイミングで美味しく頂きました。
冷たいモノを持ち上げるには、最近定番の一石二鳥の運搬方法です。

テン場でバッグを開くと、うなぎも良い塩梅に半解凍状態。
一旦、パックのまま湯煎で温めてから、こちらも定番100均網で炙り焼き。
3000mのテン場の中を、甘辛い芳ばしい香りが流れて行きます~(笑)






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ご飯にたっぷりのタレをまわしかけ、うなぎをどーんっ!
きざみ海苔と乾燥ねぎと山椒を振り掛けたら出来上がり♪
さぁ!お吸い物と一緒にいただきましょう。






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ご飯をおかわりした相方は、満腹になるともうオネムモード。
わたしは夕日や星空のことが気になって、良い撮影ポイントの偵察にと
涸沢岳のほうへ登ってみたりとウロウロしてみたけれど
どうやら天気予報通り、今夜は生憎の空になりそうです。
遠くで雷鳴が聞こえたと思ったら、ポツポツと雨が降り出しました。
夜中に何度か目を覚まし、テントの外を覗いたりもしてみましたが
一晩中、いつ見てもガスで真っ白・・・
久々のタイムラプスを期待して持ち上げた三脚も、無駄骨に終わりました。








---

朝方、鈍い頭痛で目が覚めました。
起き上がると、軽いめまいと吐き気。
これはまさしく明らかに、高山病の症状です。

朝食は雑炊にしようと、昨日多めに炊いて残しておいたご飯も
もはや食べる気力もありません。温かいお茶も喉を通らない。
テントの撤収を相方に任せ、役立たずのわたしは一足先に小屋へ下りて待機。
もうこなると、回復には標高を下げるしか手立てはないのです。

そもそも今回、体調もあまり良くなかったのかもしれませんが
昨日の登り、相当ダメージが大きかったようです(苦笑)





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5:30 下山開始。
とにかく標高を下げたい一心で、頭痛と吐き気と闘いながら
黙々とザイテンの岩場を下ります。

グングンと標高を下げると共に、本当に少しずつ回復していくものなのですね。
こんな時は急降下の登山道がありがたい。
振り返るとこんな景色。
危険な岩場地帯が終わる頃、ようやくシャッターを押す気力が戻ってきました。






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雪渓を見ると、テンションが上がるアホ夫婦。
雪渓を避けガレ場を下る、他の登山者を横目に、ノーアイゼンでキャッキャ
言いながら、グリセードかませつつトラバース気味に下降。
涸沢小屋は通らず、パノラマコースでヒュッテに直行です。
下りでこんなことしてるのは、わたしらだけでした(笑)


涸沢ヒュッテまで標高を下げると、高山病症状もほとんど治まりました。
はぁ~ それにしてもいいお天気・・・
ファミリーや若いカップルなどで賑わうヒュッテのテラスで
爽やかでのどかな風景とは裏腹に、わたしの心は複雑でした。
非力なあたしにゃ本来ココがお似合いか・・・ヨガでもやるか?(凹)





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奥穂~涸沢~北穂


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前穂~吊り尾根~奥穂






あーあーあー、、、モヤモヤは、甘いモノで吹き飛ばそう!
調子が良くなってくると、なんだかお腹が空いてきました。
だって朝食ヌキだもの。(朝はガッツリ食べる派でっす)

さぁここから、怒涛のカロリー補填のスタートです!
スウィーツ女子&男子に捧げます。


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7:00 涸沢ヒュッテのアイスクリーム(ストロベリー)

カップの押し出し式なのがちょっと残念。
ちなみに相方はメロン。



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10:20 徳澤園のブルーベリーバタートースト

ここはソフトクリームが有名だけど、トーストは初めて食べるので。
もう少しバターたっぷり塗って欲しいかなぁ~



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12:00 五千尺ホテルのケーキセット(ストロベリータルト&水出しアイスコーヒー)

濃いぃアイスコーヒーが、スポーツドリンクで充満した身体に染み渡ります。
一気飲みしたい!(でももったいないのでガマン)。バリうまっ。




なんとなく退屈に感じる下りも、寄り道での楽しみを見つけることで
前向きに進むことが出来るもの。
これで、2日間の山歩きもカロリー相殺?
いえいえむしろ、カロリーオーバーですからorz


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ザックは相方の半分です。いつも不甲斐なくってスミマセンm(_ _)m


登りでヘロヘロになり、星空撮影も不発で、高山病症状まであらわれて、
なんだか散々な山行だったけれど
概ねお天気に恵まれ、取りこぼした奥穂を登頂し、3000mでの炊飯に成功と
得たものもたくさんありました。
穂高の稜線もだいぶ繋がって、これまで地道に歩いてきたことも実感
しています。


いつかジャンを歩く日まで、がんばろっかな。





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  1. 2012/08/02(木) 12:42:58|
  2. お山
  3. | コメント:10
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