DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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改めまして奥穂  前編

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奥穂高岳山頂直下より、吊り尾根を振り返る。









昨年夏休みに歩いた南岳~北穂高岳~奥穂高岳と稜線を繋ぐ旅から一年。
2泊目にテントを張った穂高岳山荘テン場は、奥穂高岳の頂上直下にも
関わらず、荒行修行中(わかる人にだけわかるネタ笑)の身であるが故に
ご褒美を目前に敢えて放棄したため、今回満を持してようやくこの機会を
迎えることとなりました。

何と言っても
日本百名山 穂高連峰主峰 奥穂高岳(3,190m 標高日本第三位)。
百名山ハンターとしては、なんとしても奥穂の頂上は踏んでおかねば
なるまいて。





え?






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すでに観光客も結構な人出のさすが上高地カッパ橋。
朝モヤの中をAM6:00スタート!

新しい岳沢小屋が出来てからというもの、観光気分の人まで登って
行くらしいという話も聞いていたので、少し軽く考えていたのですが
なかなかどうして結構大変。
ってか、久々のお泊りザックが堪えるのか、体が重くてハンパなく辛い。






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岳沢小屋到着。
むしろもう、ここで泊っちゃいたいくらい疲れた(爆)
あまり食欲はないけれど、おにぎりを一個無理矢理飲み込み再出発。







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カモシカの立場より


まぁそれにしても、わかっていたこととは言え急登なわけですよ。
同じく急登で有名な南岳新道を登りも下りもやってみて、急登というのは
下りるより登るほうが楽だということは身をもって知ったことですが
やっぱり辛いものは辛い。

あとで知ったことですが
「山と渓谷8月号」の特集は〝日本の名急登100”だそうで
この重太郎新道が、6ページに渡って紹介されているそうですね。
その記事の中でも、キツイ・ツライの単語連続とのこと(笑)

両手両足フル活用のプチ岩登り。
岳沢小屋のブログでも、7/16の記事でこの件について語られていますが、
下山利用に於いては、頻繁に人が転げ落ちる、統計的にみても
「遭難事故多発地帯」だそうです。






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岳沢小屋で見た「前穂まで3~4時間」の看板。
このあまりにもアバウトなコースタイムの理由が登ってみてよくわかります。
人による技術・体力の差が顕著に表れる本当に大変な登りでした。

それにしても、、、大きなザックを背負いながら、淡々と登るこの人とは
同じ人間だと言うのにいったい何が違うというのでしょうか?(笑)







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「自己の体力に合わせて最初から4時間なり5時間なりの余裕をもった
心つもりで登ればそれほどキツイものでもないと思います」

相方をいっぱい待たせ、たくさんの人に抜かれ、何度も立ち止まり、
歩きながら自分の不甲斐なさに凹んだりもしていましたが、
岳沢小屋のブログの言葉にあるように、気持ち次第で本当は、もう少し
楽しく歩けたのかもしれません。






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ハクサンイチゲが花盛り。
お花たちに、ずいぶん励まされました。






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12:00 死ぬ思いで(笑)紀美子平着。
もちろん前穂に登る余力などなく、いつものようにピークを華麗にスルー。

保冷バッグで持ち上げた、定番半解凍ご褒美ゼリーを食べていると
横から突き刺さるような熱い視線を感じます。
一口あげたら調子に乗りやがり、
100円やるから全部くれ」と。(安っ!しかも全部て!)
もちろんタダではんぶんこ。






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さて、重太郎新道を登りきったからと言って、安心してはいけません。
ここからさらに尾根道を2時間ほどテクテクと。
尾根道と言っても、前穂から奥穂方向へは地味~に登り坂。
疲労した身体に追い打ちをかけるように、ジリジリと標高も上がっていきます。
なんてことない道だけど、ここで落ちる人もいるんです。
つまずいて転べば真っ逆さま。油断禁物。






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パッと視界が開け、眼下に涸沢カールが広がりました。
ヒュッテのカラフルなテント群。






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吊り尾根終盤の奥穂への取り付きを、最後の力を振り絞り黙々と登る。
ハクサンイチゲなめのジャンダルム。
こちら側から見るジャンは、また一段とシンボリックな気がします。







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14:30 奥穂高岳頂上着。
残念ながら、ガスが上がってしまって遠景は望めなかったけれど
この上から見る景色はなかなかな高度感でした。
自分史上、最高所ゲットです。






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奥穂頂上からジャンダルム。

この日も、西穂側で滑落死亡事故がありました。
この稜線は、いったいどれだけの人を飲み込んでいるのでしょうか。






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さて、あまりのんびりもしていられません。
天気予報では、雷マークもありました。
とっととテン場をキープして、雨が降る前に一刻も早くマッタリしたい。

前回来たときは満杯だったテント場も、今日はまだ割りと余裕があるようです。





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結局テントを張ったのは、テン場の最上段になってしまいました・・・
標高3000m・・・トイレに行くにも息絶え絶えです(笑)

相方が、テント設営をしてくれている間に、山荘に買出しに。
驚いたことに、ビールは冷蔵庫から出てきましたよ(笑)
ここでは、電気より水の方が貴重なのかもしれません。
おかげで、ビールは冷え冷え~~♪

とにもかくにも奥穂にかんぱーい!






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さてと、、、
一息ついたところでさっそく食事の支度にとりかかりましょうか。





後編につづく

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  1. 2012/08/01(水) 00:34:03|
  2. お山
  3. | コメント:14
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