DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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お泊り白山いとおかし 後編

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白山 血ノ池と剣ヶ峰





前編





室堂前広場にあった看板を見ると、お池巡りの所要時間は2時間とある。
日帰りで来ているいつもは、時間的にも体力的にも余裕はないし
そもそもあまり興味もなくて、行ってみようとも思わなかったお池巡り。
でも今日は、有り余る時間を持て余していたので、
「まぁちょっと途中まで、様子でも見てくるか・・・」
ぐらいの軽い気持ちでふらりと歩き始めました。



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ハイマツの中をテクテクと、10分も歩いて後を振り返ると
いつも御前峰への道すがらで見るのとは、ちょっと違った角度で見える室堂が
思いがけず新鮮な感じ。
午後になると湧き上がる雲で、夏の間はいつも隠れて見えなかった後にそびえる
山々が、今日はかなり奥行きを感じる存在感です。
もうちょっと上から眺めてみるとどうだろう・・・更に歩を進めてみます。






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白山を代表する火口湖、翠ヶ池


最初に万年雪が残る千蛇ヶ池が見えてきました。
目前に迫るもちろんまだ未登の大汝峰に、登ろうかどうしようかしばしの思案。
でもそこはほら、華麗にスルーがわたし流(爆)
ならばせめて、翠ヶ池は見て帰ろうと、先へ進んだのが運のつき。
もうここまで来ちゃったら、戻るより進んだほうが早いみたいじゃない。






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初めて見る反対側の御前峰。ガレガレの大岸壁に思わずため息が漏れます。

「え~~!あっちから来たの?じゃあこれから御前峰に登るのか。そりゃ大変だー。」
御前峰から下りてきたおじさんに、同情の眼差しを向けられた。
「ここまで来ちゃったからには、登らなきゃ帰れないですから~~」

でも実際登ってみると、表側から登るより、遥かに楽ちんだったのでした。


御前峰には何度も登っているのに、天柱石や御宝庫がある尾根側には
足を踏み入れたことがなかったということに、今更ながらに気付きます。
誰もいないのをよいことに、セルフ撮影などしてひと遊び。
山頂神社側は、相変わらずたくさんの人で賑わっていました。
いつものように神社にお参りしたら、あとは室堂に向かって下るだけ。

2時間近くかかって、結局ぐるりとひと巡りやっつけてしまいました。疲れた。






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部屋に戻る頃には、陽が傾きかけていました。

夜に備え、あったか仕様に着替えを済ませて寝床のセッティング。
毛布は一人に3枚の割り当てがありましたが、わたしはこの、小屋の布団ってのが
どうにも苦手で、薄手のシュラフを持参し直掛けを回避しています。







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ダウンの上下にニット帽&手袋の完全防備。
撮影機材を抱え、夕日を見るのに良いポイントを探してウロウロ開始。






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そして今日は、ここに決定。
あっち側は、室堂から近いせいで賑やかだけど、ちょっと歩くだけでこんなに静か。
三脚を据えて、ぼーっと夕日を眺めていると、つぶあん先輩からのメールを受信。
この黄昏時になんというメッセージ。思わず夕日に向かって男泣き。






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あの灯りは、金沢の街でしょうか。
陽が沈んだあとも、マジックアワーを堪能していると、なんと一筋の流れ星。
気付けば頭上にも、ポツポツと星たちが輝き始めていました。

今夜は長い夜になりそうです・・・









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今回の山行のもうひとつのお楽しみは、星空の撮影でした。
この夏の北ア縦走では、色々と準備して出かけたにも関わらず
連夜のガスで何も撮れないまま終わりました。

でも今夜は、文句のない満天の星空が広がっています。
しかも、月のめぐりも良いタイミング。

それはもう、ほんとにすごい星空で・・・
そんな星空が気になって、気分がたかぶっていたからでしょうか?
眠りたいのにぜんぜん眠れないんですねぇ。辛かった。
結局、朝方になってようやくウトウト出来て、朝食の準備をするみんなの
ガタガタで目が覚め時計を見たら6時を過ぎていました。
えぇ、御来光は見ていません(笑)
まぁ、そもそも御来光にはあまり興味のないタチなので別にいいんですが。







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翌朝は、高曇っていて寒い朝でした。

いつもの下山と違い、なにしろHPフル充電からのスタートなので元気。(眠いけど)
エコーラインをまわって、一度も休憩ナシで一気に下山しちゃいました。
今日もたくさんの人が登ってきましたが、昨日のような景色とはいかないでしょう。
昨日みたいな日に登れてラッキーだったなぁ・・・







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早い時間に下りたので、市ノ瀬も閑散としています。
なわけで今日は、一度入ってみたかった「永井旅館」でお風呂を頂くことにします。

循環泉と源泉に別れて湯船がふたつ。
源泉は、非加温・非加水のため季節によってコンディションが変わるとのことで
この日は、大雨の影響かまるで水のように冷たかったのです。
膝のアイシングになるわ~と、足浴してたらなんだかポカポカしてきて驚きました。

キレイで気持ちの良い浴室ですが、とても狭いので、混雑してたら最悪かも。
この日は、ほぼ貸切りでした。






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家からのアクセスも良く、割と気軽に日帰り出来てしまう山に泊まるということは
とても贅沢なことなのかもしれません。
だけど、日帰りでは出来ないこと、見ることの出来ないものを見るために
たまにはのんびり、ちょっと贅沢してみるのもよいものです。

白山といえばお花、、、だけれど、ちょっと時期を外せば、週末でも室堂はとても
ゆったりとしていて、小屋に苦手意識のある人でもストレスは少なく過ごすことが
出来るんじゃないでしょうか?
今年の営業はあと僅かだけれど、星を眺めに、またいつか出かけたいと思います。




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  1. 2011/09/28(水) 23:41:26|
  2. お山
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  4. | コメント:12
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