DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

チーズを買いに。

100709_top.jpg
ヤギのカマンベールチーズ   TAKARAチーズ工房 池田町








峠をひとつ隔てた隣町、池田町。
町の総面積の90%は山地、という周囲を山で囲まれた土地で
町全域が特別豪雪地帯の指定を受ける、とても厳しい環境でもあります。
でも、町全体で有機栽培への取り組みが進んでいて、化学肥料や農薬を
可能な限り使わない米や野菜づくりを行っていることでも有名で
今や「池田産」といえば、ちょっしたブランド感もあったりします。

部子山への登山口があったり、美味しいお蕎麦屋さんがあったり
越前市への抜け道に使ったり、龍双ケ滝や宝慶寺を巡るドライブだったりで
実は今まで何かと通ることも多かったこの町に、こんなにほっこりする
場所があったということを知ったのは、だいぶ後になってからなのでした。



ここを知ってからというもの、池田町を通るたびにキョロキョロしていたのだけれど
HPに出ていた地図のあたりを通りかかっても、それらしき施設の姿を見つけることは
出来ず、後ろ髪をひかれつつ通り過ぎていました。
数日前、何気なく見たHPに、「カマンベールチーズただ今熟成中」の文字を発見し
俄然その気になってしまったので、今日はついでの寄り道ではなくて、
ここを目的地に定めて出かけてみることにしました。



100709_1.jpg

がしかし、、、やっぱり今日もどこなんだかさっぱりわからず
地元の小さなスーパーで、場所を教えてもらってやっと発見しました。
池田町役場前、交番の脇の小さな路地に、こんな小さな看板がひとつ。
ヤギ って・・・(笑)

それでも見えるのはただ、畑と田んぼとビニールハウス。
不安になりつつトボトボ歩いていると
後ろから、見覚えのある女性が運転する車が近づいてきました。
HPでお見かけしていた、今回お邪魔するTAKARAチーズ工房の奥様でした。






100709_2.jpg

見学させて頂きたい旨を伝えると快く、ヤギたちのいる場所へ案内して
頂くことが出来ました。
お母さんヤギたちは、ちょっと離れたお山に放牧に出かけているそうで
ここにいたのは、馬のパールちゃんと、オスヤギのピエールくん。
この子たちも、河原沿いの広い場所で放し飼いになっています。
人にとても慣れていて、名前を呼ぶとちゃんと来るんです!






100709_3.jpg

100709_4.jpg

そして、さながら保育園な柵の中には、この春生まれた仔ヤギちゃんたちが!
この子たちもとても人懐こくて、わたしを見てわらわら集まってきてくれました。
もう少し成長したら、この子たちも放牧に出かけるようになるのでしょうね。

つまり仔ヤギを産んだ母ヤギが出すお乳で、ここのヨーグルトやチーズは
出来ているわけで、このヤギミルクは、春から秋までの期間しか搾乳出来ない
貴重なミルクなのだそうです。しかも手絞りなんだそうだから驚き。
事前に予約をしておけば、搾乳体験も出来るようですよ。





100709_5.jpg

飼育場を後にして、今度はご自宅に併設された工房を案内して頂きました。
衛生管理の問題もあるでしょうから、もちろん中には入れませんが
工房横に試食スペースがあって、お話を伺いながらヨーグルトやチーズの
試食をさせて頂けました。

実は以前、フランスで、適当に選んで買った山羊チーズが
ものごっっっつクッサくて癖が強すぎて食べられず、まるごと捨てた苦い
思い出があり(笑)、山羊チーズには一抹の不安があったのですが
なんと!めっちゃ美味しいんです、どれも!!





100709_9.jpg

「全部下さい。」

ばーーーん! 大人買い。
飲むヨーグルトから時計回りに、
カマンベールチーズ、シェーブルチーズ、フレッシュチーズ。

それぞれ味に違いがあって、どれもとても美味しくて
熟成具合や、合わせる食材で、色々と楽しめそうです。





100709_8.jpg

美味しいチーズが手に入ったのなら、やっぱりフランスパンが
食べたくなるでしょう~♪
クリーミーなフレッシュチーズはこっくりとまろやかなので、
ジャムととても相性が良いようです。
昨日買っておいたイチジクで、家に帰ってさっそくジャムを煮て
たっぷり乗せていただきまーす!

今日のイチジクジャムは、糖度40%と控えめにして
果肉をゴロンと残したスプレッド風に。
そして、バニラビーンズをたっぷり入れてみました。
チーズとの相性抜群!





100709_7.jpg
さて、カマンベールはどうやって食べようか・・・




お買い物も済んで大満足!なところに、さらに、、、
「良かったら、お母さんヤギたち、見て行きませんか?」と。
行きます行きます!

車に便乗して、ちょっと離れたお山まで連れて行って頂きました。
お母さんヤギたちは朝、軽トラに載せられて、更に奥地のこのお山に
放牧に出るのだそうです。
ヤギってそもそも山岳系なんですね。かなり高いところまで登っていくそうで
残念ながら、今日は姿を見ることが出来ませんでした。
一日山の中で過ごし、呼び戻さずともお迎えの時間が分かっていて
夕方になると自分たちで降りてくるのだそうです。


---
太陽の恵みで育った自然の草を食べ、土を踏み、糞を落とす!
山羊たちは自ら循環し生きています。
つまりTAKARAチーズ工房のチーズやヨーグルトは
「太陽と自然の恵み」なのです。
                  --- HPより一部抜粋


ストレスのない生活をしながら出すミルクで作られるチーズやヨーグルト
美味しくないワケがないよな~

平成5年に神戸から脱サラして池田に農業をすべくやってきて
最初はお米作りが主だったそうなのですが、減農薬栽培ゆえに雑草がすごく
その雑草処理の手段のひとつとしてヤギは迎えられたそうです。
今やヤギ中心の、「ハイジかもののけ姫かの世界です」と笑っておられました。

なになに牧場!的な観光目的の施設でなく、人間の生活に密着したヤギたち
の姿を、ありのままの形で垣間見ることが出来るこちら。
それはもうまさしく牧歌的な雰囲気が、なんだかとてもいい感じ。
池田を通るときの楽しみが、またひとつ増えました。



スポンサーサイト
  1. 2010/07/09(金) 21:23:19|
  2. 田舎の風景
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。