DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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大切なベン毛のために

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「愛犬の抜け毛で、編みぐるみを作りませんか?」

まだベンが3歳の頃、あるきっかけで出会ったサイトは
犬の抜け毛を糸に紡ぎ、その毛糸でぬいぐるみを編んでくれるという
編みぐるみ作家さんのネットショップでした。
今でこそ抜け毛で作る編みぐるみは、本も出ているほどですが
当時はまだポピュラーなものではなく
そんなことが出来るのか!?という驚きと、作り出される編みぐるみの
かわいらしさに衝撃を受け、すぐに抜け毛を集めてベンの編みぐるみを
作って頂きました。
仕上がったベンの編みぐるみは、「100%ベン毛」という付加価値も相まって
それはそれは愛しく、それまで迷惑な存在だった抜け毛自体までもが、なんだか
大切なものに思えてきて、もう1コ作ってもらおうかな、、、などとなんとなく
薄ぼんやりと考えながら、その後もしばらく抜け毛を捨てずに貯めていました。
だけどそんな想いも日々に忙殺されいつのまにか薄れ、袋に1杯貯まったあたりで
忘れ去られていたのですが、こちらへ引越して来る際も、なんとなく捨てることが
出来ず一緒に持って来ていました。







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届いた編みぐるみと  2002年2月 ベン3歳


ベンがいなくなって、今となっては貴重になってしまったその抜け毛をどうにかしたい
と思い始めました。
またあの作家さんにお願いしようかな、とも思ったのですが
どうせなら、もうちょっと違う形で残したい・・・
ところで糸を紡ぐことって、わたしにも出来るんだろうか、、、
そう思い立って色々調べているうちに、なんだかどんどんその気になってきて・・・







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アシュフォード社 トラディショナル・ダブルドライブ




結局、手紡ぎ用の道具をあれやこれやと一式揃えてしまったのでした。
まずは今日、紡ぎ車を組み立てました。
経費削減のため、自分で組み立てる白木の組み立てキットを購入。
サンドペーパーをかけ、ワックスを塗り込んでからようやく組み立て。
大っ嫌いなマニュアルと首っ引きで、相当面倒な作業でしたヾ(´ε`;)ゝ
予算に余裕のある方は、ラッカー仕上げした組み立て済みがオススメです。





ベンの毛は、袋に1杯しかありません。
失敗は許されないので、まずは羊毛で練習しなきゃ。
実は今日は、羊毛も洗ったんです。
ひとくちに羊毛と言っても、こちらもとても奥が深いのです。
でもそれはまた、別の機会に。



というわけで、いったいどうなりますことやら・・・。

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  1. 2010/02/22(月) 00:10:28|
  2. 手紡ぎ
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あくまでも目的はラーメン

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西穂ラーメン しょうゆ味    西穂山荘 標高2.385m








明日はお天気も良さそうだし、「ラーメンでも食べに行こうか
ということになり、西穂まで。
ロープウェイを降りて、歩き始めたときは真っ青な空だったのに
西穂山荘に着いた頃からやや怪しい雲行きに。

今回はノンストップで自己ベストを20分も縮めて山荘到着。
思いの外さっくりと着いてしまったことに、ちょっと気分が良かったのか
うっかり調子に乗って、独標まで足を伸ばすことに。
夏の西穂高岳は登頂済みですが、冬は独標ですら未踏の地。



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森林限界を越え稜線に出ると、体が吹き飛ばされそうなほどの
強風が吹き荒れていました。
何度も何度も立ち止まり、耐風姿勢で堪えました。







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手前の台形のお山が、今回の目的地「独標 2.701m」
その奥の白く尖がってるのが「ピラミッドピーク」
更にその奥にちょっとだけ頭を出しているのが「西穂高岳 2.909m」

見ての通り、西穂高岳のピークには、おっかない小ピークのUP/DOWNを
嫌になるほど繰り返さなければなりません。
冬の西穂のてっぺんは、経験を積んだ人にしか立つことが許されない場所なのでした。







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独標手前の最後の岩場。
下のほうに、人が歩いているのがわかるでしょうか?
夏なら初心者でも上がれるほど、そう難しい登りでもないのですが
雪が着くと、こうもいきなり難易度がUPするのもなのですね。
しかもこの日は、数日前に雨が降り、その後急激に冷え込んだそうで
岩肌に張り付いた雪は所々、カリカリテカテカのアイスパーン。
ピッケルのありがた味を、こんな風に感じられたのは初めてでした。







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それでも登りはまぁなんとかなるんです。
この時はまだ余裕があってこんな風におどけてますが、
この後、恐怖の下りが待っています。
ピッケルを打ち込んで体を支え、後ろ向きで足を伸ばし、
やっと見つけた足がかりがツルツルだった日にゃ
そこに足を置こうかどうしようか悩みます。
さすがに怖くって、相方にロープで補助してもらいましたが
こういう場合、ロープがあろうがなかろうが、怖いものは怖いんです(爆)

も~~ ラーメン食べに来ただけなのに~っヽ(`Д´#)ノ ムキー!!






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なんとか無事、西穂山荘に帰還。
やっとこさ、本来の目的 西穂ラーメンにありつけたのでした。

冬の岩場はもう懲り懲り。
でもなぜか、きっとまた行ってしまうんだろうなぁ・・・




  1. 2010/02/18(木) 22:24:44|
  2. お山
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千の風になって

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2009.1.12 取立山




2月3日は、ベンの四十九日でした。

火葬をお願いした葬儀社さんでは、月に一度、合同での霊前供養があります。
お坊さんがお経をあげて下さる中、ひとりひとりお焼香が出来るのですが
小さな納骨堂がパンパンになるほど、200人はいようかという賑わいで、
皆さん真剣に手を合わせる姿を見ていると、ペットたちがみな、
どれだけ愛されていたのかがわかるような気がします。

インドの仏教では、輪廻の思想により、没後49日目に、
次にどの世界に生まれ変わるかが決まる、と考えられているのだそうで
出来ることならば、ベンがまたうちの子に生まれ変わってくれますようにと
思わず願わずにはいられません。
ベンの遺骨は、すべて家に持ち帰って来たのでこの納骨堂にはいないのですが
今日はこの霊前供養で、ベンのことを仏様にお願いしてきました。





そんなわけで今日は、お骨のおはなしでも。




[千の風になって]の続きを読む
  1. 2010/02/07(日) 23:48:18|
  2. ベン
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森と、山小屋と、温泉と。  温泉編

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標高2150M 日本最高所野天風呂 本沢温泉「雲上の湯」



しらびそ小屋から、さらに歩くこと1時間ちょっと。
本日のお宿、「本沢温泉」に到着です。
冬季も営業している通年営業の温泉宿で、
加熱不要の高温泉としては日本最高所にある温泉だそう。

夏場は、結構上のほうまで車で上がれるので、駐車場から1時間で来れますが
冬場は、登山口から4~5時間となっている、まさに秘湯のお宿です。

お宿とは言っても基本、山小屋です。
ストーブも夕方からしか点きませんし、点いたところで温もりかたは
しれてますから寒いです。8時以降は電気も消されます。防寒対策は万全に。



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着いてみれば、なんと本日一番乗り。
ということは・・・
野天風呂にはまだ、誰も行っていないということか。

入湯するなら今がチャンス!
誰かが登ってくる前に、急げ~





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わたしが準備にもたついている間に先行した相方の足跡を追って
宿から山道を歩くこと、さらに5分。
凍ったら怖そうな斜面をトラバースすると、、、
を~! 見えてきましたぽっかり湯船。






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相方、入湯中。

ちなみに、脱衣所や目隠しなんかはありませんから。
もちろん男女混浴です。
周りをキョロキョロ確認しつつ、大慌てで服を脱ぎ捨てじゃぶん。
入るからには、誰かが来たらもう開き直るしかないとは思っていましたが
気が気じゃなくてお湯を楽しむ余裕などありませんでした。
まだまだ勉強不足です。
それにしても湯温が低くて、体なんか温まりゃしません。
気温は氷点下ですから、髪の毛なんか濡れようものなら凍ります。
むしろ風邪ひきそうなので、早々に退散です。
お湯からあがって服着るまでがまた、まさに修行でした。






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そんな野天風呂は、もはやネタ的な感覚なのかも。
せっかくだし、入っておくか!みたいな。
でも、この本沢温泉の真骨頂は、こちらの内湯。
本来は宿にある「こけももの湯」がメインらしいのですが
冬季は源泉からパイプを伝っていくうちに湯温が冷めて使い物にならないため
源泉から近い場所にあるこの「石楠花の湯」を利用するようになっています。

男女区別はありませんが、一時間おきに、男/女/フリー と分けられているので
混浴が苦手な人でも、ゆっくり浸かることが出きるのでご安心を。






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湯船は2槽あり、ぬる目と熱目に別れています。
ちなみに、湯温調節はスタッフさんたちの人力によるものだそうで
その日によって若干温度が違うようです。
もちろん蛇口などありませんので、湯もみしたり、
ぬるいの熱いのあっちゃこっちゃ入れ替えたりで
かなりご苦労されているようです(笑)





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100%源泉かけ流し。濃いぃです。
野天風呂とは違い、こちらは相当あたたまります。
(いや、野天風呂もゆっくり浸かれば温まるのだと思いますが)
泉質も、全く違うもの。
硫黄臭がぷんぷんで、かなりパンチのあるお湯です。
冷えた体で飛び込むと、体に電気が走ります。
弱い人は、湯あたりするかもしれません。

このお湯でしっかり温まり、そのまま布団に潜り込めば
消灯後、ストーブが消されて冷え込む夜も、ぬっくぬくで眠れました。
むしろ暑いくらいで上着を脱いで寝たら、朝方寒くて目が覚めてしまい
まだ暗い朝4時すぎに、こっそり独りでまた浸かりに行きました。(24時間入湯可)
電気は点きませんので、すっぽんぽんにヘッドライトです。
あまり人には見られたくない姿です。
温まった体で布団に潜り込み、もうひと眠り。






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早起きをして硫黄岳への登頂に出かける相方を見送ってから
独りでゆっくり朝食をとって、帰りもしらびそ小屋でお茶をするのを楽しみに
キラキラ輝く樹林帯の中を、わたしはのんびりひとりで下山。
ピークに興味のないわたしを、相方は鼻で笑うけれど
わたしはこんな山での過ごし方に、何より楽しく充実感を感じます。







---

ベンの病気を知った時、実はとても後悔したのです・・・山に登るようになったことを。
山になんて出かけてる暇があったら、その時間もベンと過ごしておくんだった・・・と。

だけど、、、生き方の幅を広げておくことは、いつか何かにつまずいた時に
自分自身を助ける手立てのひとつになるんだな、と、今となっては思います。
実際、今回の山行は楽しかったし、とても良い気分転換にもなりました。

今はまだ、あれもこれもという気持ちにはなれないけれど
気力の復活とともに少しずつ、やりたいことも自然に溢れてくるのかな、と思います。



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しらびそ小屋でまたばっちり油を売って、駆け下りてくる相方と無事再会。
下山後に、登山口の温泉「稲子湯」でまたひとっ風呂。


森と、山小屋と、温泉と。
これぞ最高の山の三拍子。





  1. 2010/02/02(火) 22:18:09|
  2. お山
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森と、山小屋と、温泉と。  山小屋編

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しらびそ小屋のアイドル番犬・キチ








腑抜けた毎日で、すっかり体力も衰えているのであろうここ最近。
年末に風邪をひいて以来、なんだかいまいち体調もぱっとせず
寒さが身に沁み、外に出るのも億劫で、雪かきしたのも一日だけ。
そんな鈍った体で大丈夫なのかと、ちょっと不安もあったけど
行ってみようかと、思えただけでもこれ進歩。
思えば5ヶ月ぶりになる山行は、心と体のリハビリも兼ねて
森のパワーと癒しを受けるべく、八ヶ岳の雪山へ出かけて来ました。


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しらびそ小屋再訪
森の中に突然現れる、おとぎ話から飛び出したような佇まい。
1月の八ツはまだ雪も少なくよく締まっていて、アイゼンなしでも歩けるくらい。
2年前に初めて訪れた時は、えっちらおっちら2時間半もかかったけれど
今回はなんとなく、さくっと1時間半で着いてしまいました。成長?

この近さ故、登山客は休憩のみで通り過ぎてしまうことが多く
宿泊する人は少ないようだけど、最近は、山に登る若い女の子も増えて
この小屋で過ごすために登ってくる、なんて人もだいぶ増えたようです。






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この小屋の名物は、挽き立てのコーヒーと厚切りトースト。
人力でボッカした麓のパン屋さんの天然酵母パンを薪ストーブでこんがりトースト。
そこに、こけももとブルーベリーの自家製ジャムを乗せてくれます。
わたしは結局、行きも帰りも立ち寄って、このトーストを食べちゃいました。






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こんなお山に、ベンと一緒に来れたならどんなに楽しいだろう・・・
ついついそんなことを考えながら歩いてしまうのですが
八ヶ岳一帯は、動植物保護のためペットの入山が禁止されています。

それなのに小屋には犬が?
そんな野暮なことは言いますまい。
正直、犬が何匹かうろついたところで、動植物に影響などないでしょう。
でも世の中、マナーをわきまえた飼い主ばかりじゃないですしね。悔しいけれど。






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このキチくん、どこから撮っても画になるお方。
番犬のお仕事も任されているようで、人の気配がすると吠えて知らせます。
でもとても人懐こくて、近づくと擦り寄ってきてくれたりもします。
ここぞとばかりに撫でくりまわし、さすがにウザがられました。
ツンデレなところなど、ベンとちょっと似ています(苦笑)
気温は氷点下。寒くないのかしらとも思うのですが、体を触れば納得。
皮下脂肪がしっかりついて、皮毛がとても分厚いのです。
この日はお日様がポカポカで、日向で気持ちよさそうにうたた寝してました。
この写真では外に繋がれていますけど、もちろん、小屋の内・外、ちゃんと
出入りしてますのでご安心を。






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そしてもう一匹。
御年18歳のラッキーさん。
目も耳も鼻も、もうほとんど機能していないようですが、
鼻先で探りながら、上手に障害物を避けています。
一日のほとんどを、薪ストーブそばの一等席でうつらうつらして過ごしているようです。
たまにふらりと外出したくなっても、ドアの前でこうしてアピールすれば
誰かがすかさず開けてくれるので問題なし。

ここではコーヒーを頂くのも楽しみだったけど、
わたしはこの2匹に再会するのをとても楽しみにしていました。
元気で良かった!






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さて、のんびりし過ぎました。
今回は、あくまでここが中間地点。
もうひと歩きして、今夜のお宿を目指します。

温かい温泉が待っていますよー。




  1. 2010/02/01(月) 00:06:59|
  2. お山
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