DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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後立山縦走 不帰ノ嶮を越えて 前編

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満天の星空に包まれる天狗山荘テント場









たった3日の夏休みだけど、土日だけでは行けない山域に
やっぱり行っておきたくなっちゃうわけで。
というわけで今年は、念願のしろうまの縦走に出かけてきました。

お盆時期を狙っていたかのように、全国好天に恵まれましたね。
山ヤのうっぷんも大爆発。
どの山もきっと、混雑したのではないでしょうか。



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雲海を抜けると、そこには真っ青な空が広がっていました。
人々が、列になって登っているのがわかるでしょうか?


毎年死亡事故が絶えない、落石の名所・白馬大雪渓。
危険とは知りながらも、コース的にはやはりここから登りたい猿倉登山口を出発。
延々と続く行列に加わって、アイゼンを着けた足で一歩一歩登ります。
なんとか雪渓を登り切ったあたりで、、、まさかほんとに出合うとは・・・

いくつかの大きな落石が、まるでピンボールのようにあっちへこっちへ転がる
向きを変化させながら、下を歩く登山者の列をめがけて落ちて行きました。
「ラーック! ラーック!!」
落石を知らせる合図の掛け声を、こんなに大合唱で聞いたのは初めてでした。
蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う人々・・・
上にいるわたしたちには、ただ祈りながら見守るしか出来ないのです。
幸い、落石は登山者を逸れ、けが人を出すことなく止まりました。
もしあと2~30分出発が遅かったら、わたしたちがあそこにいたのかもしれない。
改めて、山の恐怖を実感した瞬間でした。





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ほっとしたのもつかの間、大変なのはこれからでした。
雪渓を抜けてからの急登が、もうひたすらに辛かった。
ちょっと歩いては立ち止まり、ちょっと歩いては水分補給。
だけど辺りには徐々にお花が増えてきて、疲れた心と体を癒してくれるのでした。
こうなったら開き直って、お花の写真でも撮りながら、
ゆっくりマイペースに登るしかありません。





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猿倉登山口から6時間。
本日の目的地、村営頂上宿舎に到着! はふ~。

当初の予定では、ここで一泊のつもりでした。
確かに疲れてはいるけれど、もう少しがんばれなくも、ない、、、か?
えーーい!行ってまえ。





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村営宿舎からピークまではまだひと登り。
しばし思案の結果、白馬岳のピークは諦め、先に進むほうを選択しました。
ここで登頂にこだわったら、その先に進む体力に自信がなかったのです。

ピークゲットに向かった相方を待つ間、わたしは体力温存に努めます。
村営頂上宿舎にて、コーヒーブレイク。
ま、要するに、ぶっちゃけピークはどうでもいい主義です。
何か間違ってますかね?わたし(笑)





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糖分摂取し、元気も出てきたところで、出発です。

本当は泊まる予定だった、村営宿舎のテント場。
上に見える建物が白馬山荘。そしてその上が白馬岳の頂上。





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丸山からの下りで、コマクサに遭遇。
もう終わりかけで、だいぶ傷んでいましたが
今年はもう逢えないと思っていたので、思いがけずうれしかった。





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気持ちの良い尾根歩き。
下には雲海。
20kgオーバーのザックを背負う相方。





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右手には、ずーーっと剱岳。
つい3週間ほど前は、あそこを歩いていたんだなぁ~・・・





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そして、ほんとのほんとの目的地。
天狗山荘が見えてきました。
は~遠かった(涙)

白馬岳からここまでの間に、実は、杓子岳、鑓ガ岳と
2つの山を通過してきました。
でも大丈夫。しっかり巻き道も用意されていますから。
ピークにはこだわりません。先に進むことが先決です。
えーっと、、、やっぱり何か間違ってますかね?わたし(笑)

一方、ピークに異常に執着する相方は、てっぺんと見れば残さず頂く主義のようです。
無駄に体力があると、それはそれで大変です(笑)





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最近、天気に恵まれず、雨女のレッテルを貼られかけていたのです。
面目躍如。

この夜は、素晴らしい星空が広がりました。
明日も大変な道程が待ち受けているのですが
夜中にゴソゴソと起き出して、吸い込まれそうな夜空を
ずいぶん長いこと、眺めていたのでした。





後編へつづく。




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  1. 2009/08/19(水) 22:04:32|
  2. お山
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  4. | コメント:8
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