DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

双六岳・槍ヶ岳・南岳 後編

yari2.jpg
中岳から槍ヶ岳を望む(小屋は左から、槍ヶ岳山荘・殺生ヒュッテ・ヒュッテ大槍)






3日目。

朝になっても、バタバタと相変わらず強風にわななくテント。
ファスナーをそっと下ろして外を覗いて、黙って素早くまた上げた。
まぁ一晩中ずっとこの調子でもうわかってはいたけれど・・・今日も真っ白です。
このまま槍平にまっすぐ下れば、お昼には温泉で汗臭い体ともおさらばです。
でもなぁ、、、まだもうちょっと、槍の姿を見ていたかったのです。違う方向からも。

もうここまで来たら、初志貫徹するしかないか~・・・。
ということで、今日も颯爽とカッパに身を包み、南岳に向けて出発します。
と、真っ白な中を歩き始めたのですが・・・・





おや?





yari_machu.jpg

大喰岳に取り付こうかというその時、今までの空がうそみたいに
ガスがさーーっと流れて、なんと再びお槍様に再会です。
うぉーっ! 下りなくて良かった!


まるでマチュピチュ状態の肩の小屋。
小屋のこちら側の崖にある、段々畑的スペースがテント場です。
下の方に、赤いテントが残っているのが見えますね。
標高3000M。張り場が下の方だと、トイレに行くにも息が上がります。





yari_naka.jpg
中岳方向から見る槍ヶ岳。

時にはハシゴもあるピークをいくつか超えて、気持ちの良い尾根上を歩きます。
お天気が良ければ、昨日の西鎌歩きもこんな感じだったのでしょう。
景色が気になって、振り返ったり立ち止まったり写真を撮ったりしているので
とても時間がかかります(笑)。



fuji.jpg
遠くに富士山も霞んで見えました。




naka_minami.jpg
行く手に、南岳山荘が見えてきました。 

その後ろに穂高連山が続いています。
雲がだいぶ上がってきました。もう少し景色を楽しませておくれ~




kitaho.jpg
北穂高岳と滝谷ドーム。

北穂の小屋も、良いところにありますねぇ~
さぞかし大キレットビューの絶景でしょう・・・
いつか行ってみたいけど、それにはまだまだ鍛錬が必要。




minami_koya.jpg
南岳山荘まであと一息。

本当は昨日、元気があったらここまで来て泊まるつもりでした。
でももしそうしていたら、あんな槍の姿は拝めなかったわけで・・・
結果オーライっ!




minami_kitaho.jpg

2時間半ほどで南岳山荘到着。
目の前に北穂の特等席のテラスでゆっくりブランチ。
朝食を食べていないので、お腹ペコペコです。
槍ヶ岳山荘「キッチン槍」の焼きたてパンを超楽しみにしていたのですが
タイミングが合わなかったのか買い損ねました。
相方は朝食を食べない人なので、どうも朝食はおざなりにされがちです。

ヘリが飛んでいます。 事故でもあったのでしょうか・・・
南岳から北穂に向かう大キレットは、難易度の高い岩稜帯。
わたしがいなかったら相方は、たぶんこの先に行きたかったことでしょう。
でも今日は、眺めるだけ~




sindo1.jpg

休憩充分。お腹もいっぱいになっていざ出発。
・・・さて、問題はココからです。
標高3000Mから、1000Mへの大下り。
最初の尾根は、とても気持ちが良かったのですが・・・




sindo2.jpg

南岳新道は急降下の上、赤土がぬかるんでいてとても歩きづらかった。
次から次へと現れるむしろトラップかと思うような朽ちかけた木のハシゴや
ぬるっとした岩場に何度も足をとられてコケました。
しかも、案の定 膝の爆弾が疼きだし・・・
高所の鎖場なんかより、わたしにはこんな下りのほうが何百倍も恐怖です。

南岳小屋から3時間ちょっと。死ぬ思いでなんとか槍平小屋に到着。
朝の計画では、わたしの体調次第ではココでもう一泊という予定でした。
体力的には、そうしたほうが良いに決まっていたのだけれど
一刻も早くお風呂に入りたい一心で(笑)このまま一気に下山することを決意。
最後はもう、悪化した膝を引きずり牛歩で泣きながら歩いたのでした。(とほ)






去年、観光で乗った穂高のロープウェイで、初めて肩の小屋を見た時は
まさかわたしが槍ヶ岳なんかに登れるなんて思ってもいませんでした。

悪天候で心残りもいろいろあるけれど、途中で諦めずに縦走を続けたからこそ
出会えた景色もたくさんありました。
槍はやっぱりカッコイイ! またいつか、違うルートで登ってみたいなぁ。

それにしても、夏の縦走は2泊が限界っ!
自分の臭さに泣けてきます。
でも、その後のお風呂が「チョーキモチイイ!」(祝 金メダル2個)



スポンサーサイト
  1. 2008/08/19(火) 22:07:45|
  2. お山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。