DAY BOOK from countryside

田舎暮らしビギナーが愉しむ田舎の暮らし。

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霊峰白山  その3

hakusan_hinode.jpg

御前峰山頂より眺めるご来光。



murodo_bed.jpg

これが本日わたし達が泊る部屋。
一人に与えられるスペースは半畳ほどで、毛布と枕付き。
不潔という感じはしないけれど、そこはまぁ山小屋なわけで・・・
あえて深く考えないことに務める(苦笑)

山小屋の就寝苦労話は有名な話で
ある程度覚悟はしているつもりだったのだけれど・・・・・



なんと部屋一番のイビキ野郎がわたし達の隣にいた人だったのでした。
狭い部屋に20人の老若男女。人いきれで部屋は異常に蒸し暑く、
汗やら体臭やらなんともつかない匂いが充満しています。
一日大汗かいたのに風呂にも入っていないのだから
当然身体はベトベトと我ながら嫌になるほど気持ちが悪い。
体は疲れているはずなのに、目は冴えるばかり。
ほとんど眠れないまま、悪夢のような一晩をやり過ごし
なんとか午前3時をまわった頃
同じくまんじりともしない夜を過ごしたらしい相方と示し合わせ
部屋を一番に飛び出しました。

これからご来光を拝むため、白山山頂である御前峰に、
暗いうちから登るのです。
ヘッドライトを装着して、歩き始めたのですが・・・
ダメ。ぜんぜんダメ。歩き始めて数分もしないうちに、
立っていられないほどの頭痛と吐き気と目眩に襲われて
わたしはその場にヘタリこんでしまいました。
勇気の撤退、、、というよりむしろそそくさと退散。
カメラを相方に託し、独り寂しく部屋に戻るという体たらく(しょぼん)

hakusan_yari.jpg


というわけでここからは相方カメラ。
日の出前、うっすら明るくなってきた遠くの空真ん中に
とんがって見えるのが槍ヶ岳。


hakusan_hinode2.jpg


キタキターーっ。
その瞬間歓声が沸き上がり、バンザイと拍手が起こったそうです。


gozengamine_1.jpg


山頂には神社があって、いっしょに登ってきた神主さんが
お話と祈祷をして下さいます。まさに信仰の山なのです。




さて、、、フラフラになりながら部屋に戻ったわたし。
誰もいなくなった部屋は、まるで霧が晴れたかのよう。
酸素濃度も確実に上昇していたに違いありません。
静まりかえった涼しい部屋で、相方が戻るまでの2時間弱まんまと爆睡。
するとなんとこれで生き返ることが出来たのです。
それから朝食を食べ、外のベンチでコーヒータイム。
みんなに混じってラジオ体操を第二までばっちり決めたら
ムクムクとやる気が湧いてやっぱりピークを目指したくなってしまいました。

だって吸い込まれそうな青空だったんだもの。
神主さんも言っていたそうです。
「ここ最近では一番のお天気です。皆さんの日頃の行いですね」

gozengamine_2.jpg




というわけで、わたしも無事登頂することが出来ました。

帰りに膝を痛めてしまい、ベソかきながら下山、、、という
最後までなにかと苦しい今回の山行でしたが
人を魅了して止まない白山の魅力を充分理解することが出来ました。
本当に懐が深い山。

またいつか登ってみたいです。
が、山小屋はもうコリゴリ。近々テントを買う予定です(爆)
(室堂の名誉のために・・・山小屋としてはクオリティは高いと思います。とても良い施設ですよ)



霊峰白山 その1
霊峰白山 その2

                

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  1. 2007/08/27(月) 21:56:21|
  2. お山
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霊峰白山  その2

kuroyuri.jpg

石川県の「県花」であり、白山のシンボルマークにもなっているクロユリの花。




bessan.jpg


午前中、登って来るときはガスっていたお天気も
時間を追うごとに青空が顔を覗かせるようになりました。
お隣の山「別山(2399M)」もくっきり。
別山からの縦走も素晴らしい景色と出会える良いコースだそうです。

夜まで時間はたっぷりあります。
暇なので、疲れた体に鞭打って(笑)お散歩に出ることにしました。
万年雪が残り、高山植物の宝庫として知られる山頂部には
「ハクサン」の名を冠するものを初めとするたくさんの花々が咲いています。
花の最盛期は7月終わりから8月始め。
もう終わってしまった花もあるけれど、それでもまだまだ花いっぱい。

hakusan_flower1.jpg

ミヤマリンドウ

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イワギキョウ

hakusan_flower4.jpg

ハクサンフウロ

hakusan_flower5.jpg

シロバナハクサンフウロ(フウロの白はとても貴重らしい・・)


お花にはまったく疎いので、わからないままとりあえずカメラに収めて
家に帰ってから復習です(笑)
白山では、石川県自然解説員が常駐していて観察会をしています。
詳しい人に話を聞きながら歩けば、楽しさも倍増でしょう。
また行く機会があれば、ぜひ参加しようと思います。


さて、、、カメラを持ってうろうろするのはいいけれど
体力の限界が近づいてきたようです。(すっかりフラフラ)
このままぐるっと廻って頂上まで行ってくるという
呆れるほどタフな相方と途中で別れて
ひとり、部屋に戻ってベッドに横になりしばしの休憩。
束の間ウトウトしかけると間もなく夕食の時間。

murodo_dinner.jpg


山の上でふっくらご飯って、実はとてもスゴイことじゃない!?
もし自炊ならアルファ米だものねぇ、きっと。
しかも、デザート付きですよ、奥さん!
山での残飯処理はとても大変なこと。しっかり残さず頂きました。

お腹もいっぱいになったし、どうせやることもないので
あとは寝るだけ。なんせ消灯は8時半(ひー)
でも明日は暗いうちに起きて、日の出を見るために山を登らなければなりません。

で、でも、、、、寝られるかしらん(かなり不安)




霊峰白山 その1
霊峰白山 その3

                

  1. 2007/08/22(水) 22:54:10|
  2. お山
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霊峰白山  その1

hakusan_top.jpg


富士山、立山とともに日本三名山の一つに数えられ、
信仰の山としても知られる霊峰白山。
いつも下から見上げていた白山に、この夏ついにチャレンジです。
(写真:御前峰頂上より、別山をバックに建つ室堂を望む)




hakusan_betto.jpg


我が家から一時間半ほどで登山口到着。
朝6時。老若男女すでにたくさんの人で賑わっています。
マイナーな里山しか歩いたことのないわたしにとって
この状況はかなり驚きなこと。


hakusan_tozando1.jpg


初の2000M超え。そして初のお泊まり登山。
いつもよりザックも大きく重いうえ、
歩く距離も長くなることに、なにかと不安も大きかったけれど
安定した登りが続くよく整備された登山道はとても歩きやすく
豊富な水場や休憩ポイントのお陰で、無事本日の目的地に
到着することが出来ました。

それにしても、5~6才と思しき小さな子供から高齢の方まで、
本当にたくさんの人々が、ただひたすら上を目指す姿には
驚き感心するばかり。
なぜみんな、こんなに苦しい思いをしてまで山に登るのか・・・
その様はまさに修行。白山はそんな山。




murodo.jpg


登り初めて4時間ちょっと。最後の急登を登りきると
目の前がぱっと開けて、本日の目的地、室堂ビジターセンターに到着。

murodo2.jpg


標高2450Mの山の上に、MAX750人収容のこの施設。
これはもはや山小屋の域を超えています。




hakusan_jinjya.jpg


室堂前のベンチでしばしの休息。
神社の向こうに、頂上である御前峰がそびえています。
すぐそこのように見えるけど、頂上まではここからあと一時間。
もうひとがんばりしたいところだけれど
明朝には、日の出を見るためにここを登る予定になっています。
明日のお楽しみにとっておこう!
(本音はすでにヘロヘロで登る元気がなかっただけなのだけど・爆)

さて午前中に着いてしまったため、夜までどうやって
時間を潰そうか・・・




霊峰白山 その2
霊峰白山 その3

                

  1. 2007/08/19(日) 23:34:19|
  2. お山
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