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緑濃くなるこの季節、山の中の
お気に入りの場所は
今日もステキな顔をたくさん見せてくれました。
みんなに教えたいような、でもほんとは秘密にしておきたいような...

前回訪ねた時は、薪ストーブが活躍するひっそりとした冬の季節でした。
お休みのところをご厚意でお邪魔させて頂いたので
コーヒーしか飲めなかったのだけど
今回お電話をしてみると、通常営業とのこと。
気になっていたジャムやお菓子も楽しみに出かけて行きました。

いつもの場所に腰を下ろし、コーヒーが来るのを待ちながら
ぼーっと窓の外を眺めます。
雨上がりの晴天の日差しと、昨日の名残のジトジトとした湿気が
相まって、外は相当蒸し暑かったのに
部屋の中はなんだかシンと涼しいのです。
この家にエアコン?まさかねぇ・・・?
キョロキョロとしてみても、もちろんそんなものはなく
窓が閉め切られたこの部屋でふーっと流れてくる風は
天井のシーリングファンからでした。
天井の高い昔ながらの木造家屋ならではの良さなのでしょうか。

楽しみにしていたシフォンケーキは、
お庭で放し飼いされているニワトリの有精卵で作られた逸品。
フォークを入れると、じゅわっと音がしました。
添えられたクリームとジャムがまた美味!
見たことの無いジャムの実が気になって尋ねたところ
桑の実だとのこと。どれも無添加の手作りです。
帰りにはしっかりと、この卵とジャムをお土産に購入しました。

カフェを後にして車に乗ろうとしたら
車のまわりを鶏たちに囲まれていました。
「ちょっとすみません、どいてもらえますか?」
思わず敬語で話しかけてしまったわたしです(笑)
自給自足的生活を営むここの方々の生き方は
昨今のブームに乗った浮ついたものとはわけが違う
どっしりと年季の入った本物の生活です。
到底真似することは出来ないけれど
見習いたいところはたくさんあって
来るたびに心新たにしてしまうのでした。
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- 2007/06/25(月) 00:03:40|
- 田舎の風景
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次のトレッキングに向けて、とにかく靴だけは
ちゃんとしたものにしようと始めた準備でしたが
気付けばあれもこれもと、結局一通りのものを買いそろえてしまいました。
靴選びはかなり難航して、いくつもの店を廻って20足近い試着の末、
ようやく自分の足に合うものを見つけたのでした。
靴下は、ぶ厚いのと五本指のインナーソックス。
小ぶりのリュックは、靴に合わせてアースカラーに。
別にいらないかな~と思いつつ買った速乾Tシャツとトレッキングパンツが
後にとても良い買い物だったことが判明。
やっぱり実際登ってみると、本当に必要なもの欲しいモノが
わかってくるもんですね。

そうして迎えた待望の2山目は、これまた地元の「銀杏峰(ゲナンポウ)」。
ロープに助けられたり、両手でよじ登ったりの急登続きで
わたしは今回も這々の体でした。
山猿おっさん二人組(相方&ベン)は、相変わらず元気満々で
ペースの合わないわたしは常に置いてきぼりなので
一緒に登っているはずなのに、なぜか独歩状態なのです(泣)

やっとの思いで頂上に到着~!
登山口で先を譲った中年グループの皆さんが
のんびりとお昼を食べていました。
私たちより30分も早く着いたとのこと。皆さん健脚でいらっしゃる!
ベンはすっかり皆さんのアイドルになってしまい
代わる代わるにツーショットスナップにおさまっておりました。

午前中は白山が顔を出していたらしいのだけど
わたしたちは見ることが出来ませんでした。
確かに残念だったけど、こうして天候による悲喜こもごもも、
山歩きの楽しみのひとつかもしれません。
北陸もついに梅雨入りです。
雨ガッパを新調した相方には、雨の週末も関係ないみたいだけど。
- 2007/06/22(金) 23:50:26|
- 日々のたわごと
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鉄道ファン、またの名を鉄ちゃん。
以前はほとんど男性の趣味だった鉄ちゃんの世界。
でも最近は、女性のファンも現れて、この女性達を鉄子と呼ぶそうだ。
とても良く晴れた気持ちのイイ休日。
わたしも鉄子よろしくローカル列車のひとり旅に出てみることにしました。
福井市の越前花堂駅から大野市の九頭竜湖駅を結ぶ越美北線は
路線距離52.5km、駅数22駅の全線単線のローカル線。

無人駅にて列車を待ちます。
きたきた! いつも見ている車両だけれど、乗るのは今日が初めて。

後方乗車、券売機でチケットを抜き取り料金後払い。
乗るなり「録り鉄(走行音などを録音するマニア)」発見。
密かに気分が盛り上がる(笑) 車内はガラガラだけど。

かと思えば、車窓には「撮り鉄(撮影を趣味とする人)」が!
車で走っていても、結構撮影している人をみかけます。
なんやかんや言ってそんなわたしも撮り鉄のひとり(笑)

気分はさながら「電車でGO!」(やったことないけど・爆)

景色もだんだんと街から山の中へ。
鉄橋を渡り、トンネルを抜けて、終点九頭竜湖駅到着。

がしかし、のんびりもしていられません。
単線ゆえ、この車両がそのまま折り返し運転で上り列車になります。
タイムリミットは5分。これを逃すと次の列車まで4時間以上。
とにもかくにも、駅前にある九頭竜湖駅のシンボル巨大恐竜を
記念に撮影して、そそくさと列車に戻ります。

越美北線は、2004年7月18日の福井豪雨によって甚大な被害を受けました。
途中、足羽川を縫うように走るこの路線。
荒れ狂った川の水に、5つの鉄橋が落ち、あちこちのレールが流されました。
もともと赤字ローカル線ゆえ、復旧は絶望的とされ廃線の危機も囁かれましたが
多くの人の努力と願いが叶って、今年の6月30日、
全線復旧、営業運転の再開が決まりました。
あの雨の日から今日まで、不通区間はバスにて代行運行されていました。
福井まで通勤通学に利用する人々にとっては、
待ちに待った日になるのではないでしょうか。
今日わたしが乗ったのは、大野から九頭竜までの片道約30分の旅。
全線運行再開されたら、今度はぜひ、福井まで乗ってみようと思います。
もちろんカメラを持って。なんたって撮り鉄子ですから。
- 2007/06/16(土) 22:35:27|
- 田舎の風景
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昨年に引き続き、ことしも会社の軒下にツバメの巣が出来ました。
車を停める駐車場からちょうど見える位置にあるので
毎日巣を眺めるのが日課になっています。

4/24
今年もまたツバメがやって来た!
去年の巣のお隣に、去年より一ヶ月以上も早い巣作り。
どこからともなく運んでくる木の枝やら草やらで
器用に地道に建築中~

5/7
巣が完成し、最近親鳥はじっと巣に籠もっています。
お腹の下には、もう卵があるのかな?
しばらくたつと、しきりに巣の中をつっつくようになった。
どうやら、まんべんなく温まるよう、卵を転がしているみたい。

6/4
祝!赤ちゃん誕生。
体はまだふわふわの産毛。顔より口のほうが大きい。
巣の下でカメラを構えていると、親鳥は警戒して巣に戻らない。
少し離れた物陰に隠れて、そっと望遠で撮影。
追記。

6/15
産まれてから10日あまり、すっかりヒナたちは成長。
気付くとすでに2羽が巣立ったあとだった。
残ったヒナも、毛繕いに余念がない様子。
昼休みにこの写真を撮影した時いたヒナも
帰るころには全員巣立って巣は空っぽになった。
ツバメの多くは、2週間後くらいに同じ巣を使って2回目の
産卵をするとのこと。
ここの子たちも、戻ってきてくれないかな~
- 2007/06/16(土) 08:57:11|
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ここ福井県奥越地方は、古くから繊維の街として栄えてきました。
とくに、お隣の街勝山市には、今もたくさんの繊維関連の会社があり
かくいうわたしも、その業界に勤める者のひとりです。
現在は近代化も進み、百年以上前に栄華を誇った当時の木造工場は
時代の流れとともに壊されて、市内ではもうほとんど残っていないのだそう。
そんな中、この旧木下機業場は、平成10年にその役割を終えるまで
この社屋で操業を続けていたというからそれもまた驚き。
今現在の建物の老朽化はかなり深刻なもので、家は守る者がいないと
退廃に拍車がかかるのだということを実感する。
この建物を解体撤去するか保存するかで、かなり意見はわかれたよう。
この佇まいですから、構造補強や外内部の改装にはかなりの税金が
投入されることになるでしょうから。
が結局、この旧木下機業場は、勝山の近代化を支えた繊維産業の
歴史を物語る貴重な産業遺産として市の指定文化財に指定され
今後は「(仮称)おりものミュージアム」として保存されることが決定しました。

施設の整備にあたり、建物を移動させることとなり
現在、引き手を募集しています。
取り壊しを逃れた4割が残るこの建物は、延べ床面積1000㎡。
渡り廊下などが連なったままの総重量240tの建物群を
50台のジャッキを使って浮き上げ、レール上を約30m 人力で大移動させようという曳き家イベント。
家曳きは、解体・建替コストにくらべ遥かに経済的だそうで
古民家の移築などでも使われる工法のようです。

当時を偲ばすノスタルジックなサインプレート。
昔は集団就職などで、多くの女工さんが地方から働きにきていたとか。
この機業場は、玄関や事務所などを備えた本格的な工場として
市内最古に位置づけられています。

老朽化が深刻な内外装。
今は工事のために中は空っぽですが、糸繰り機や整経機などの機械・器具類など
貴重な遺産がそのままに残っていたのだそう。
周囲の工場が生産性の高い鉄製の織機を導入しても、できる限り半木製織機を使い続けてきた。
「東京のしにせ業者からは、半木製の『きしみ』で糸が柔らかく打ち込まれ、羽二重の風合いが良いと評価された」と、3代目社長だった木下さん談。

レールの準備も着々と進んでいる様子。
このレールの上を、200人で引っ張るとのこと。
賛否両論意見は色々あると思うけれど、保存すると決まったからには
ぜひ、有意義な施設となることを願いたいと思います。
完成予定は09年の春を予定。
- 2007/06/13(水) 00:36:50|
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「~してみねの」とは、「~してみてね」をこちらで言う言い回し。
この方言をタイトルにした「登ってみねの福井の山」は
地元の山岳会の方々が自費出版した福井の登山・ハイキングの本。

今回歩いたのは、地元の人なら必ず一度は登ったことがあるという
もっとも身近な山「飯降山」。
なぜなら、地元の小・中学校の遠足で、皆必ず一度は登る山なのだそう。
子供が遠足で登るくらいなら、、、と、侮るなかれ。
たったの884.3Mではあるけれど、日頃の運動不足が祟るわたしには
そりゃもう、大変な登り2時間半でした。

先を行くのは、「エネルギー補給は大切」などと言いながら、
クッキーを分け合い食べながら歩く余裕のおっさん二人組。
こっちは息があがって食べ物を口にする余裕などないというのに。
山男ベン太郎、先日9才を迎えまだまだ元気いっぱいなのです。

わたしたちの間を行きつ戻りつ張り切るベン。
登り初めて20分。早くも眼下の街が小さくなってきました。
田んぼばかりだと思っていたけれど、こうして見ると家がギッシリ。
この日は薄曇りで、展望はあまり良くなかったけれど
疲れて立ち止まるたびに後ろを振り返り、自分の住む街を何度も眺めました。

本格的に山歩きなどしたことがないので、軽装もいいところ。
次回歩くときは、せめて足下だけでも決めたいと思い
ただ今ハイキングシューズを物色中。
そもそも忍耐が嫌いなこのわたしが、まさか山に登ろうなどと思うとは・・・
それもこれもこの相棒・ベンの存在が成せる技なのですが
まだまだ元気とは言っても、お互い(笑)年齢による体力の衰えは否めません。
無理はせず、のんびり歩けるコースを選びながら楽しみたいなと思います。
なんたって、せっかくここはそんな山々に囲まれた土地ですから。

頂上付近の広場にて、登頂記念にはいポーズ。
- 2007/06/03(日) 00:23:34|
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